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紅葉期の蔦沼の朝焼け、展望デッキで入場制限。協力金を導入、早朝時間帯は事前予約制

2025年10月23日~11月3日 実施
紅葉期の蔦沼で入場制限を実施する

 十和田奥入瀬観光機構は、オーバーツーリズム対策を目的に蔦沼(青森県十和田市奥瀬)での入場制限を行なう。期間は10月23日~11月3日。

 蔦温泉から徒歩10分に位置し、ブナの天然林に囲まれた蔦沼では、特定の気象条件下でのみ見られる秋の「蔦沼の朝焼け」が人気を博している。その一方、来訪者が集中することによる周辺エリアの混雑や植生の破壊、渋滞、路上駐車の発生などが問題となっていた。

 そのため期間中は、事前予約制の導入や協力金を設定することで、展望デッキへの入場制限を行なう。

早朝時間帯

 展望デッキへの入場は事前予約制とし、入場者数を規制する。また入場の際には、渋滞対策・環境保全協力金の事前支払いが必要になる。

対象期間: 2025年10月23日~11月3日
時間帯: 5時~7時30分
協力金: 2000円/人
[自動車]+2000円/台
[バイク]+1000円/台
予約: 予約サイトでオンラインのみ受付(先着順)。締切は来訪日前日の10時

日中時間帯

 自動車、バイク、バスの入場には渋滞対策・環境保全協力金の支払いが必要になる。

対象期間: 2025年10月23日~11月3日
時間帯: 7時30分~16時
協力金:
[自動車]2000円/台
[バイク]1000円/台
[バス]1万円/台
決済: 現地で現金支払いのみ

 なお、紅葉期には蔦沼へ向かう国道103号の一部区間に混雑が予想されるため、青森市と奥入瀬渓流を結ぶ道路の通行は、迂回路(十和田市道「湯ノ台高原線」)の利用を呼びかけている。

青森市と奥入瀬渓流を結ぶ迂回路を示した地図