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JR各社、2016年夏の臨時列車

（2016/5/20 21:16）

2016年5月20日発表

　JR北海道（北海道旅客鉄道）、JR東日本（東日本旅客鉄道）、JR東海（東海旅客鉄道）、JR西日本（西日本旅客鉄道）、JR四国（四国旅客鉄道）は、2016年夏（7月1日～9月30日）の臨時列車の運行について発表した。定期列車に「500 TYPE EVA」を使うといった夏休みに合わせた運行、｢GENBI SHINKANSEN（現美新幹線）」の自由席の設定なども予定されている。停車駅やダイヤなどの詳細は各社のWebサイトを確認してほしい。

JR北海道

北海道新幹線

　週末、3連休、お盆時期を中心に、東京駅～新青森駅の「はやぶさ」を1日1～2往復新函館北斗駅まで延長して運行。お盆時期に東京駅～新函館北斗駅の「はやぶさ」の臨時列車を1日1本運行。お盆時期に合計42本運行する。

在来線

　函館駅～札幌駅を結ぶ特急「北斗」、新函館北斗駅～函館駅を結ぶ快速「はこだてライナー」を増発、道東や富良野、美瑛エリアに臨時列車として特急「フラノラベンダーエクスプレス」や普通「富良野・美瑛ノロッコ号」を運行する。

JR東日本

東北・北海道新幹線

　7月～9月に実施される「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」に合わせて、週末を中心に臨時列車を運行、お盆時期には2.5往復の臨時列車を運行する。

北陸新幹線

　「はくたか」の臨時列車を週末を中心に運行。「かがやき」の臨時列車を毎日3往復程度運行、お盆時期には8往復運行する。

東北地方のイベントに合わせた新幹線の臨時列車

　青森ねぶた祭（8月2日～7日）、秋田竿燈まつり（8月3日～6日）、仙台七夕まつり（8月6日～8日）の開催に合わせて、「はやぶさ」「はやて」「こまち」の臨時列車を運行、長岡まつり大花火大会（8月2日～3日）の開催に合わせて「Max とき」の臨時列車を運行する。

そのほか

｢GENBI SHINKANSEN（現美新幹線）」の12号車～16号車を7月以降は自由席として販売する。

在来線

「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」や各地のキャンペーンに合わせて快速「SL銀河青函DC号」、特急「583系青函DC号」、快速「リゾートしらかみ青函DC号」、快速「リゾートしらかみ蜃気楼号」、快速「風っこ津軽号」、快速「いろどり木曽路号」を運行する。

　ほかにもさまざまな趣向を凝らした観光列車として、リゾート列車の快速「IZU CRAILE（伊豆クレイル）」、リゾート新幹線の特急「とれいゆつばさ」、車内にポケモンが描かれた快速「ポケモントレイン気仙沼号」、お酒やジャスの生演奏を楽しめる快速「越乃 Shu＊Kura」「ゆざわ Shu＊Kura」、飯山線を走る快速「おいこっと」、信州の山々や善光寺平を眺める快速「リゾートビューふるさと」「ナイトビュー姨捨」などを運行する。

JR東海

東海道・山陽新幹線

　全体では過去最多となる3万4038本（1日平均370本）を運行、8月10日には1日432本を運行する。お盆時期や3連休、週末などを中心に1時間あたり10本の「のぞみ」を運行する。

在来線

　松本、白馬方面の臨時特急「ワイドビューしなの」を2015年より26本多い168本、下呂、高山方面の臨時特急「ワイドビューひだ」を11本多い51本、熊野、紀伊勝浦方面の臨時特急「ワイドビュー南紀」を8本多い84本運行する。

JR西日本

山陽新幹線

　東海道・山陽新幹線を直通運転する「のぞみ」、山陽・九州新幹線を直通運転する「みずほ」「さくら」、山陽新幹線の「ひかり」をお盆時期、3連休を中心に増発。山陽・九州新幹線を直通運転する「みずほ」「さくら」、山陽新幹線の「ひかり」は、平成28年熊本地震の影響で一部運行できない可能性がある。

北陸新幹線

　北陸新幹線は東京駅～金沢駅直通の臨時列車「かがやき」を期間中毎日運行し、お盆・夏休み時期、3連休を中心にさらに増発する。

在来線

　大阪/京都と北陸を結ぶ「サンダーバード」「くろしお」「はまかぜ」などの臨時列車を、お盆時期、3連休を中心に運行。「サンライズ出雲」「しらさぎ」「きのさき」「スーパーはくと」などの臨時列車をお盆時期に運行する。

そのほか

　山陽新幹線こだま741号と730号の定期列車に「500 TYPE EVA」を使用する予定があるほか、観光列車｢La Malle de Bois（ラ･マル･ド･ボァ）」を岡山駅から宇野駅や高松駅へ、観光列車「花嫁のれん」を七尾線（金沢駅～和倉温泉駅）、「ベル・モンターニュ・エ・メール（愛称：べるもんた）」を城端線・氷見線で運行する。