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ジェットスター、5月16日オープンの「枚方T-SITE」に対面販売カウンター設置

1万冊の旅行本を前に要望に合うツーリズムを提案

2016年5月14日 公開

2016年5月16日 オープン

枚方T-SITE内にオープンした「ジェットスターカウンター」

 ジェットスターは、大阪府枚方市に5月16日にオープンする「枚方T-SITE」に、同社初の対面販売カウンター「ジェットスターカウンター」を設置する。オープンに先立つ5月14日に内覧会を実施した。

 枚方T-SITEは、TSUTAYA等を運営するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が、TSUTAYA創業の地である大阪府枚方市にオープンする地下1階、地上9階建ての商業施設。場所は京阪本線枚方市駅の目の前(大阪府枚方市岡東町758)で、東京の代官山、神奈川県の湘南に続いて3カ所目のオープンとなる。蔦屋書店ならびにTSUTAYAのほか、43店舗が入居する。

 3階は「BOOK&CAFE」をテーマに、蔦屋書店のほか、スターバックス コーヒー、メガネショップの「KANEKO OPTICAL」、そして旅行販売店の「T-TRAVEL」が入居しており、このT-TRAVELの一角にジェットスターの対面販売カウンターが設けられた。営業時間は11時~19時。

京阪本線枚方市駅から徒歩1分の場所にオープンする枚方T-SITE
エスカレータで3階に上がるとスターバックス。その奥にT-TRAVELの店舗がある
T-TRAVELの奥に設けられたジェットスターカウンター
T-TRAVEL
蔦屋書店の旅行書籍コーナーに隣接
ジェットスターカウンター
ジェットスター マーケティング&PR本部 コンシューマーPRマネージャーの高橋里予氏

 こうした対面カウンターはジェットスターとして国内で初めての取り組みとなる。ジェットスター マーケティング&PR本部 コンシューマーPRマネージャーの高橋里予氏は、その目的について「ジェットスターには“より多くのお客さまにより頻繁に快適な空の旅を楽しんでいただきたい”という経営理念がある。LCCは効率化を重視して、それによって運賃をお安く提供しているが、それだけでは“より多くのお客さま”という部分が解決できない。予約方法としてインターネットが苦手なお客さまにどうしたら使いやすくなるかということで、例えばコンビニエンスストアで販売したり、旅行会社さんでジェットスターを使った商品を取り扱っていただいたりして、ジェットスターを使っていただけるお客さまを増やしてきた。そして今回初めて、あまりLCCのことも分からない、なんとなく旅行をしてみたいと思っている、または旅行なんて考えてなかったけど偶然パラパラと本を読んでいたらきれいな場所があって、そういう風なところへ行ってみたいと思ったお客さまに、どのように賢く、お安くジェットスターを使って旅行をできるか提案できるようカウンターをオープンした」と話した。同社では20~30代の利用者が多いが、対面販売によってシニア層など、新たな顧客層の開拓に期待をしているという。

 さらに対面販売の特徴、メリットとして、「LCCはサービスをミニマムに抑えて、オプションを追加することで自分らしい旅を設計できるのが一つの特徴。ただ、従来の航空会社さんに慣れてらっしゃるお客さまにとっては、初めは分かりにくかったりする。例えば手荷物で、預け入れ荷物15kgを買いますか?とWebサイトで出てきたけど、15kgってどのぐらいだろう、といったことを具体的に対応できるスタッフがお客さまに説明しながら、それぞれの旅を作っていただけるカウンターになっている」と説明した。

ジェットスターエキスパートの認定を受けている“空のコンシェルジュ”川本裕子氏

 また、このT-TRAVELのカウンターで“空のコンシェルジュ”として対応する川本裕子氏は「これまでジェットスターのWebサイトにあるジェットスターツアーズでツアーの造成や企画に携わってきた。これまではいかにオンラインでお客さまに簡単に手軽に買っていただけるかを考えてきたが、ここではカウンターに来ていただいて、直接お客さまに魅力や金額などを提案していきたい」と意欲を見せる。このカウンターでは、ジェットスターの航空券販売はもちろんだが、ホテルやオプショナルツアー、現地アクティビティなどを組み合わせたオーダーメイドのツアー、海外留学の手配・サポートも行なう。

 ちなみに川本氏は、一番効率よく、楽しく、お客さまが求めるものに合わせてジェットスターを使った完璧な提案ができることを、ジェットスターが認定する「ジェットスターエキスパート」でもある。枚方T-SITEのT-TRAVELでは、川本氏ともう1名のジェットスターエキスパートが対応するという。

 このT-TRAVELでは、代官山T-SITE内のT-TRAVELなどと同様、旅関連の書籍コーナーに隣接してカウンターが設けられている。枚方T-SITEの旅行関連書籍は約1万冊が備わっているとのことで、川本氏は「国内外の代表的な国・地域のガイドブックのほか、特定の街や国について書かれた書籍もある。そういったものを見たのをきっかけに興味をもったお客さまが旅行に行きたいと思ったときに、ジェットスターの安い航空券から、何都市もまわる周遊券まで、お客さまのニーズに合わせて幅広く対応していきたい」とした。

ジェットスターを使ったツアー商品も販売
ジェットスターグッズの販売コーナーも
ジェッ太くんのぬいぐるみ
ジェッ太くんのキーホルダー
ミニハンカチ
ビニールプレーンやトートバッグ
バックナンバーを含めた機内誌も用意。こちらは無料で配布している

 ジェットスター・ジャパンならびにジェットスターは、東京、大阪、名古屋の最大地域から国内線、国際線を発着させており、枚方T-SITEのある関西地区では、関西国際空港をベースに、国際線として桃園(台北)、香港、マニラ、ケアンズ、国内線として成田、新千歳(札幌)、福岡、那覇の各便を運航している。

 この枚方T-SITEのカウンターでは、5月中(5月16日~5月31日)にジェットスターの航空券またはジェットスターを利用する旅行商品を購入した人に、ジェットスターグッズまたは通常の10倍のTポイントをプレゼントするオープニング記念キャンペーンも実施する。

【5月15日記事修正】カウンターの運営主体社名を日本法人からグループ名へ変更しました。