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京成バス、成田空港アクセスバス「東京シャトル」などでICカード払い対応や無料Wi-Fi試験提供
(2016/3/15 16:13)
- 3月16日開始
京成バスは3月15日、成田空港発着の高速バスについて、運賃のICカード決済の対応と一部で無料Wi-Fiの提供を行なうと発表した。どちらも3月16日スタートで、東京都心部を結ぶ「東京シャトル(Tokyo Shuttle)」についてはICカード利用の割引キャンペーンを実施する。
PASMOなどのICカードによる運賃決済は、これまでも成田空港と一部を結ぶ高速バス路線で可能となっていたが、3月16日からは東京都心を結ぶ「東京シャトル」など以下の路線を追加する。
・「東京シャトル」(東雲車庫・大江戸温泉物語・東京駅・銀座駅~成田空港)
・「千葉中央駅・稲毛海岸駅・幕張新都心エリア~成田空港線」(空港発のみ利用可)
・「松戸駅・柏駅・柏の葉キャンパス駅~成田空港線」(成田空港交通にて運行)
・深夜急行バス「新橋・有楽町・東京・京成上野⇒五香・千葉ニュータウン・成田駅・成田空港行き」(成田空港交通にて運行)
・深夜急行バス「新橋・有楽町・東京⇒西船橋・千葉ニュータウン・成田駅・成田空港行き」(成田空港交通にて運行)
ICカードによる決済は、成田空港発のバスは空港内の「京成バスチケットカウンター」で乗車券を購入する際に行なう。また、成田空港行きの場合はバス車内の運賃箱にあるICカードリーダーで決済する。
東京都心を結ぶ「東京シャトル」については、3月16日から6月30日までの間、東京発に限りICカード決済限定の「IC割引キャンペーン」を実施する。通常、東京都心から成田空港までの運賃は昼行便を未予約で1000円だが、ICカード決済で950円となる。早朝・深夜便については未予約で2000円が、1900円となる。小児運賃は半額で10円未満は繰り上げとなる。なお、成田空港発のバスには割引キャンペーンは適用されない。
また、「東京シャトル」は訪日外国人に対するサービス向上策として無料Wi-Fiを一部の便に試験的に導入する。この路線は他社と共同運行し、東京発が54便、成田空港発が59便を運行しているが、そのうち東京発の7便と成田空港発の6便が対象となる。なお、今回は5月31日までの試験提供となり、その後の本格導入については検討中という。
訪日外国人に限定したサービスではなく、日本人を含むすべてのバス利用者向け。スマートフォン等の端末を接続、専用ページからメールアドレスを登録するだけで利用が可能となる。
無料Wi-Fiの利用には専用ページで直接登録するほか、無料Wi-Fiを横断的に利用できるNTT-BPが提供するアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」を使っての利用も可能。そのため、アプリをインストールして無料Wi-Fiを利用中のスマートフォンやタブレットからは新たな設定なしに利用が可能となるほか、対応する空港、駅、観光施設などのエリアでもそのまま無料Wi-Fiの利用が可能となる。