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JR各社、年末年始の利用実績を発表
帰省は12月30日、Uターンは1月3日にピークが発生
(2016/1/6 19:30)
- 2016年1月6日 発表
JR北海道(北海道旅客鉄道)、JR東日本(東日本旅客鉄道)、JR東海(東海旅客鉄道)、JR西日本(西日本旅客鉄道)、JR四国(四国旅客鉄道)、JR九州(九州旅客鉄道)のJRグループ6社は、2015年12月25日~1月5日の年末年始の利用状況を発表した。
JR北海道の旅客総数は主要4線区の特急・急行で36万600人(前年比93%)、JR東日本の旅客総数は新幹線と特急・急行で491万4000人(前年比101%)、JR東海の旅客総数は新幹線と特急で446万1000人(前年比100%)、JR西日本の旅客総数は新幹線と特急で328万3000人(前年比104%)、JR四国の旅客総数は47万500人(前年比97%)、JR九州の旅客総数は89万3000人(前年比99%)となった。
会社名 | 旅客数 | 旅客数前年比 | 新幹線前年比 | 在来線前年比 |
---|---|---|---|---|
JR北海道 | 36万600人 | 93% | - | 93% |
JR東日本 | 491万4000人 | 101% | 102% | 97% |
JR東海 | 446万1000人 | 100% | 101% | 93% |
JR西日本 | 328万3000人 | 104% | 99%(山陽)/219%(北陸) | 97% |
JR四国 | 47万500人 | 97% | - | 97% |
JR九州 | 89万3000人 | 99% | 102% | 97% |
※JR北海道は主要4線区の特急・急行列車の乗客数。
JR北海道は、12月27日に函館本線 伊納駅~近文駅間で発生したトンネル内出火の影響と1月2日に函館本線 深川駅~近文駅間で発生した設備関係の不具合の影響で238本の列車が運休。12月31日の函館本線 朝里駅~銭函駅間のトンネル設備点検の影響で57本が運休。期間中で合計342本の列車が運休している。札幌駅の乗降人数は190万6300人(前年比105%)、新千歳空港駅の乗降人数は42万7000人(前年比103%)となった。
JR東日本は、帰省のピークは12月30日、Uターンのピークは1月3日。総武快速線の人身事故の影響で一部の成田エクスプレスに運休や遅延が発生、南武線でも信号機トラブルが発生したものの、天候に恵まれたこともあり、期間中は概ね堅調な状況となった。期間中の成田空港(成田空港駅、空港第2ビル駅の合計)の降車人数は11万8000人。明治神宮の最寄りの原宿駅、代々木駅の降車人数は32万人(前年比103%)、川崎大師に向かう川崎駅の降車人数は33万6000人(前年比99%)、成田山新勝寺の最寄りの成田駅の降車人数は5万6000人(前年比107%)となった。
JR東海は、下りのピークは12月30日、上りのピークは1月3日。1月3日に東海道本線 尾張一宮駅~木曽川駅間の踏切事故により、一部の列車が運休や遅延が発生したものの、それ以外は新幹線も含め順調に推移した。名古屋近郊の乗降人数は458万人(前年比103%)となった。
JR西日本とJR四国は、帰省のピークは12月30日、Uターンのピークは1月3日となった
JR九州は、下りのピークは12月30日、上りのピークは1月3日となった。なお、九州新幹線で最も混雑した列車は12月26日のつばめ357号で乗車率183%と1月4日のさくら556号で乗車率は173%となった。