ニュース

JR北海道とJR東日本、北海道新幹線の東京駅〜新函館北斗駅間は“最速4時間2分”

2016年3月26日開業

2015年12月3日 発表

北海道新幹線で使用されるH5系

 JR北海道(北海道旅客鉄道)とJR東日本(東日本旅客鉄道)は12月3日、2016年3月26日に開業を予定している北海道新幹線(新青森駅〜新函館北斗駅)と直通する東北新幹線(東京駅〜新青森駅)の東京駅〜新函館北斗駅間の最短所要時間(最速達列車の運転時分)を4時間2分と発表した。また、新青森駅〜新函館北斗駅間は同じく1時間1分となる。

 2016年3月26日以降の北海道新幹線と東北新幹線の停車駅、列車の運転時刻などの詳細は別途発表となる。

 なお、9月16日の発表では、開業当初は東京駅~新函館北斗駅間の「はやぶさ」を10往復、仙台駅~新函館北斗駅間の「はやぶさ」を1往復、盛岡駅~新函館北斗駅間の「はやて」を1往復、新青森~新函館北斗駅間の「はやて」を1往復の計13往復を運行。JR東日本のE5系、JR北海道のH5系が使用され、普通席のほかグランクラスとグリーン車も設定される。

 また、本開業に伴い函館駅~札幌駅間の特急「スーパー北斗」と特急「北斗」の12往復全列車が新函館北斗駅に停車。新幹線から札幌方面への乗り継ぎを確保する。函館駅方面へは、新幹線アクセス用列車「はこだてライナー」を16往復運行し、すべての新幹線と接続するダイヤで運行される。

2016年3月26日の北海道新幹線 開業以降の輸送体系

 なお、新青森駅~函館駅間を運行している特急「スーパー白鳥」と「白鳥」、青森駅~札幌駅間の急行「はまなす」、上野駅~札幌駅間の臨時寝台特急「カシオペア」は廃止となる。2016年3月22日~3月25日には新幹線の開業に向けた「地上設備最終切替」が津軽海峡線で実施されるため、3月21日が最終運行となる。

(編集部:柴田 進)