ニュース

JR北海道、秋の臨時列車を発表

「カシオペア」の秋季運休なし、急行「はまなす」も健在

2015年8月21日発表

 JR北海道(北海道旅客鉄道)は、2015年度秋季(10月1日~11月30日)の臨時列車の運行計画を発表した。また、北海道新幹線の運行訓練が8月22日より開始されるのに伴い、動向が注目されていた臨時寝台特急「カシオペア」と急行「はまなす」の2016年2月までの運行計画も同時に発表となった。

臨時寝台特急「カシオペア」/急行「はまなす」

 上野駅~札幌駅を隔日運行している、臨時寝台特急「カシオペア」は2016年2月までに上下合わせて124本を運行。例年10月~12月上旬に車両の定期検査を行なっていたが、2015年はこの期間も運行する。

 青森駅~札幌駅を結ぶ急行「はまなす」は、下りが12月31日、2016年1月1日、2月13日、2月20日に運休する。上りは函館駅3時56分着、青森駅6時19分着と到着時刻が期間中すべて変更になる。また、12月31日、2016年1月1日、2月13日、2月20日が運休となる。時刻の変更や運休日が発生するものの、急行「はまなす」は従来と同じレベルの運行をほぼ維持している。

本州~北海道/函館本線 方面

 新青森駅~函館駅間の特急「白鳥」の臨時列車を上下1本ずつ運行。運行日は10月10日~12日、11月7日~8日、14日~15日、21日~23日。

 9月に引き続き、札幌駅~長万部駅間の臨時特急「ニセコ」を上下1本ずつ運行。運行日は11月3日までの土日祝。余市・ニセコ駅では、停車時間を利用した特産品販売や、一部運転日にご当地キャラクターのお出迎えを予定。

 札幌駅~旭川駅間の臨時特急「旭山動物園号」を11月3日までの土日祝に上下1本ずつ運転。車内では記念撮影用シートの「ハグハグチェア」や、動物の着ぐるみを着たスタッフ「モグモグメイト」が出迎える。組み立てて楽しめる乗車証明書もプレゼントする。

富良野方面

 10月12日までの土日祝に臨時特急「フラノ紅葉エクスプレス」を札幌駅~富良野駅間で上下1本ずつ運行。

 同期間に「富良野・美瑛ノロッコ号」を旭川駅~富良野駅、富良野駅~美瑛駅間で上下1本ずつ運転。

釧網線

 釧路駅~塘路駅間で釧路湿原を走る「くしろ湿原ノロッコ号」を10月1日~12日、17日~18日、24日~25日に上下2本ずつ運行。

(編集部:柴田 進)