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ANA、羽田空港で七夕のイベントを開催
七夕特別フライトは羽田11時発新千歳行きANA61便
(2015/7/7 18:42)
- 2015年7月7日開催
ANA(全日本空輸)は、7月7日に毎年恒例となっている七夕のイベントを開催した。
7月4日から7日の間、国内線と国際線の両方に、乗客が短冊に願い事を自由に書き込み、笹の葉に結びつけるコーナーを設置。この願い事が付けられた笹の葉飾りは、8月中旬に栃木県の「足利織姫神社」に奉納される。
また7月7日には、客室乗務員と浴衣を着たスタッフが、うちわを配って願い事の書き込みや結び付けを手伝ったり、フォトフレームでの記念撮影などに応じるイベントを開催。羽田11時発新千歳行きの国内線ANA61便の搭乗口は、特別に七夕をイメージした飾りがほどこされ、乗客たちに記念のお菓子とステッカーが配られた。
まずは、国際線ターミナルのANAカウンター前でのイベントの様子をお伝えしよう。こちらは外国人が目立ち、珍しい日本の行事に興味を持つ人が多い。大人も子供も楽しんでいるようだった。
国内線の羽田11時発新千歳行きANA61便では、乗客の搭乗時にイベントが行われた。国際線と同様の笹飾りのスペースが設置され、こちらはボーディング・ブリッジの入口部分にも七夕をイメージした飾りがほどこされていた。また、搭乗時には記念のお菓子とステッカーの配布もあった。ステッカーには「ANA Star Festival 2015.7.7」と書かれ笹飾りや天の川がデザインされている。
ANA61便は、浴衣姿のスタッフや客室乗務員、女性パイロットに見送られ、定刻の11時に飛び立った。搭乗者数は415名と子供5名。使用された機材はボーイング777-300型機「JA753A」。
国内線のANAカウンターにも同様の笹飾りスペースが作られていた。こちらは浴衣のスタッフが4名で対応していた。
七夕イベントに偶然居合わせた乗客たちは、年1回の日本ならではの行事を楽しんだ様子だった。このANAの七夕イベントは恒例になっていて、来年も実施される予定とのこと。七夕フライトとして設定される便の予告はないものの、笹飾りへ願い事を書き込むのは、七夕前から七夕まで実施されるので、2016年に日程の近いフライトに搭乗する際には、ぜひ参加して楽しんでもらいたい。