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ANA、羽田空港で七夕のイベントを開催

七夕特別フライトは羽田11時発新千歳行きANA61便

2015年7月7日開催

七夕イベントを行った浴衣姿のANAグランドスタッフと客室乗務員、女性パイロット

 ANA(全日本空輸)は、7月7日に毎年恒例となっている七夕のイベントを開催した。

 7月4日から7日の間、国内線と国際線の両方に、乗客が短冊に願い事を自由に書き込み、笹の葉に結びつけるコーナーを設置。この願い事が付けられた笹の葉飾りは、8月中旬に栃木県の「足利織姫神社」に奉納される。

 また7月7日には、客室乗務員と浴衣を着たスタッフが、うちわを配って願い事の書き込みや結び付けを手伝ったり、フォトフレームでの記念撮影などに応じるイベントを開催。羽田11時発新千歳行きの国内線ANA61便の搭乗口は、特別に七夕をイメージした飾りがほどこされ、乗客たちに記念のお菓子とステッカーが配られた。

 まずは、国際線ターミナルのANAカウンター前でのイベントの様子をお伝えしよう。こちらは外国人が目立ち、珍しい日本の行事に興味を持つ人が多い。大人も子供も楽しんでいるようだった。

国際線ターミナルのANAカウンター
国際線ターミナルのANAカウンター前でイベント行うANAスタッフ
笹の葉が設置されたカウンター前コーナー
画面表示はすべて七夕仕様に変更されている
七夕画面のアップ
乗客に願い事を書き込んでもらう
短冊は乗客自ら笹の葉に結びつける
浴衣を着たスタッフがうちわを手渡し
記念撮影用のフォトフレーム
配布されたうちわ
願い事を書き込む机には、七夕の解説が各国語で書かれている

 国内線の羽田11時発新千歳行きANA61便では、乗客の搭乗時にイベントが行われた。国際線と同様の笹飾りのスペースが設置され、こちらはボーディング・ブリッジの入口部分にも七夕をイメージした飾りがほどこされていた。また、搭乗時には記念のお菓子とステッカーの配布もあった。ステッカーには「ANA Star Festival 2015.7.7」と書かれ笹飾りや天の川がデザインされている。

 ANA61便は、浴衣姿のスタッフや客室乗務員、女性パイロットに見送られ、定刻の11時に飛び立った。搭乗者数は415名と子供5名。使用された機材はボーイング777-300型機「JA753A」。

搭乗口前に用意された七夕飾りスペース
七夕イベントが行われたのは羽田空港11時発新千歳行きANA61便。定刻に出発した
願い事を書き込む。何を書くか悩む子供にはさりげなくサポートも
短冊を笹に結び付ける
笹の葉の前でANAスタッフと客室乗務員
特に小さな子供に大好評
七夕の天の川をイメージした飾り付けがされたボーディング・ブリッジ入口
搭乗客にお菓子とステッカーを手渡す
お菓子のプレゼントに子供は大喜び
ANA61便をスタッフがお見送り。写真では見にくいが機長も手を振り返してくれている
全員で手を振ってお見送り
イベントで乗客に配布されたお菓子とステッカー
お菓子とステッカーの中身詳細。ステッカーは「ANA Star Festival 2015.7.7」と書かれた記念品

 国内線のANAカウンターにも同様の笹飾りスペースが作られていた。こちらは浴衣のスタッフが4名で対応していた。

同じフォトフレームも用意されている
こちらも画面が七夕仕様。笹飾りは足利織姫神社に奉納される
さまざまな願い事が書かれた短冊でいっぱいに

 七夕イベントに偶然居合わせた乗客たちは、年1回の日本ならではの行事を楽しんだ様子だった。このANAの七夕イベントは恒例になっていて、来年も実施される予定とのこと。七夕フライトとして設定される便の予告はないものの、笹飾りへ願い事を書き込むのは、七夕前から七夕まで実施されるので、2016年に日程の近いフライトに搭乗する際には、ぜひ参加して楽しんでもらいたい。

村上俊一