ニュース

東急電鉄、主要3路線の車両をリニューアル。今秋から順次運行、2020系に準じた外装に

目黒線3000系・田園都市線5000系・東横線5050系

2025年秋以降 運行開始
外装は2020系のカラーリングをベースに一新する

 東急電鉄は、導入から約20年が経過した目黒線用の3000系、田園都市線用の5000系、東横線用の5050系(8両編成)の各電車について、内外装のリニューアルを実施する。

 外装は社内公募から選定したもの。2020系シリーズ(2020系・3020系・6020系)に準じた「INCUBATION WHITE」をベースとし、前面下部から側面上部にかけてラインカラーをグラデーションで配置。前面はブラックをベースに白い帯も入り、「車両が微笑んでいるようなイメージ」を表現する。

 車内ではフリースペースの増設を実施するほか、壁・床・座席は沿線の風景をイメージしたカラーリングに改める。ただし、すでに2020系シリーズに準じた内装となっている車両は外装のみの変更となる。

 3000系はこの秋、5050系はこの冬、5000系は2026年春ごろから順次、リニューアル車両が営業運転を開始する予定。3000系13編成、5050系23編成、5000系18編成の計54編成468両がリニューアル対象となる。

リニューアル後の3000系エクステリアデザイン
リニューアル後のインテリアデザイン