ボーカリスト琴音の音楽旅
春の長野で快適キャンプ! 山と湖、春の味覚を味わう爽やか旅
2026年4月25日 08:00
先月、長野県松本に出かけて通り過ぎていった諏訪湖。一緒に行った夫が「この辺りは磁場がゼロになるポイントで癒やし効果があるらしい」と言っていたこともあり、「ゆっくり訪れてみたい」というリクエストに応えて、今月は諏訪湖近辺にキャンプに行くことにしました。
4月とはいえ、まだ夜の長野県は寒いかもしれないと思い、今回は車中泊をすることに。諏訪湖の近くにはキャンプ場がなかったため、近隣の伊那でオートサイトのあるキャンプ場「キャンプファーム いなかの風」を予約しました。
前回、松本公園から見た北アルプスの景色が忘れられず、山を見られるキャンプ場に宿泊したかったのがこちらにした決め手です。
東京からキャンプ道具を積み込み、ゆっくり起きて出発し昼過ぎに諏訪インターの出口を出ました。
峠の茶屋でひと休憩、絶品田舎そばとコーヒーを堪能
諏訪インターを出て、キャンプ場へ向かう山道を通っていたら杖突峠の辺りで「峠の茶屋」を見つけました。トイレ休憩ができるほか、カフェやおそば屋さんもあるとのこと。
キャンプ場に到着しても準備ですぐにご飯を食べられるわけではないので、ランチはここのおそば屋さんで済ませることにしました。
絶景が見えるおそば屋さん「風聲庵」で私たちはここの名物である、少し田舎風の黒いおそばと五平餅を注文しました。
よい景色を見ながらおそばを待っていると、つるつる、ピカピカのおそばが運ばれてきました。そばの風味をしっかり感じられ、食感はぼそぼそではなく、つるつる!
見た目は田舎そば風なのですが、食感は信州のそばに近いような気がします。五平餅は熱々で、甘いけれど少しスパイスを感じるタレがめちゃくちゃ美味しいです。
絶景を見ながら食事を楽しんだあとは、上のカフェ「喫茶 風の詩」でコーヒータイム。こちらには展望台もあり、外の風を感じながらカフェタイムを楽しむこともできます。
展望台席には先客がいたので私たちは店内でいただきました。店内もくつろげる雰囲気のなかにセンスが光る雑貨に囲まれていて、とても素敵なのです。
こちらの名物であるブラジルのポン・デ・ケージョ(モチモチのチーズパン)を2つとサイフォン式で淹れるブレンドコーヒーを注文。チーズパンはモチモチした食感とチーズの香ばしい焦げた香りがたまらない逸品です。
コーヒーも窓から入る風のようにクセのない味で、水が美味しいからか、豆がいいのか、スルスルと飲めてしまいます。
キャンプ前の買い出しも楽しみの1つ、個性的なお店でショッピング
絶景を見ながらランチとカフェタイムを楽しんでしっかり休憩したあとは、買い出しで「信州高遠ジビエセンター」に立ち寄りました。こちらは店舗販売と通販が可能で、今回は扱いやすそうな鹿肉ソーセージとスネ肉を購入しました。
そして、さらに「地の野菜を食べたい」という夫のリクエストで、産直野菜を販売している「産直市場グリーンファーム」へ向かいました。こちらはリサイクルショップも兼ねていて、たくさんの古道具が売られていました。
引き出しなども味のあるものが多く、うっかり買いそうになってしまいましたが、見ているだけでも楽しめます。ほかにも動物との触れ合いも楽しめたり盛りだくさん。
ただの買い出しではなく、観光的な側面も持ち合わせているお店です。旬の野菜や山菜などを購入し、大満足で少し遅めの到着となりましたが、キャンプ場へ到着しました。
中央アルプスを一望しながらの絶景キャンプ
今回は4月の長野ということで、夜は寒いのではないかとクルマで寝ることにしたのでテントは持って来ずにタープだけ張って簡単な設営をしました。
今のクルマは荷物などを運べるレールが付いているので、そこにしっかりとタープを付けてクルマと直接つないでみました。
中央アルプスを一望できるこのキャンプファームいなかの風は、今まで行ったキャンプ場のなかでもトップクラスに景色がいいです。中央アルプス側のサイトなら、どのサイトでも広々とした景色を楽しめると思います。予約の時点である程度サイトを自分で選択できたので、好みの場所を予約するとよいかもしれません。
早速、買ってきた野菜たちを焚き火で焼いてバーベキュースタート。どの野菜も焼いて塩を振るだけで、めちゃくちゃ美味しい! 旦那さんと分け合いながらご当地ビールの「信州諏訪浪漫」を飲み、あっという間にお腹いっぱいになってしまいました。焼きながら食べているので実際は時間がかかっているはずなのですが、時の流れが早くてすぐに夜10時に。
東京にいたら10時なんてまだまだ早い時間だと思うのに、この真っ暗な自然のなかではもうすっかり真夜中のような気分です。キャンプ用のマットレスを敷いた車内で、寒さを感じることなくぐっすり眠ることができました。
翌朝は、夫は5時から起きて焚き火を開始。私はゆっくりと朝8時ぐらいまでぐっすり寝ていました。今朝は卵と鹿肉のソーセージ、レーズンパンで朝ご飯。この鹿肉のソーセージが全然クセもないし、スパイスやハーブなどの味付けがとてもおしゃれで美味しい!
あの日は少し曇りで中央アルプスを展望することができませんでしたが、それでもやっぱりこの開けた景色は最高です。2日間とも天気に恵まれ、寒さも感じることなく、東京とあまり変わらない感覚で過ごすことができました。
朝ものんびりいろんなものを焼いて食べて、昨日からずっと食べっぱなしですが、美味しくて感動しまくりながら楽しい食事の時間となりました。
鹿スネ肉もクセがないのはもちろん柔らかくて滋味あふれるお味で、山菜も春の苦味と爽やかな風が鼻腔をくすぐります。どちらもこの土地ならではのお味でした。
自然を楽しんだあとは観光へ
大自然のなかで癒やされていなかの風をチェックアウトし、まずはほど近い「風の谷・絵本館」に向かいました。こちらはたくさんの絵本を読むことができ、ランチやドリンクを楽しむことができます。
館長夫妻が10年かけたというログハウスは、天井が高くとっても素敵。屋根裏部屋もあり、そこもワクワク感が止まりません。置いてある絵本もすべてが子供向けというわけではなく、小学校高学年位にならないと読めないものや、大人が読んでも深く考えさせられる内容のものも多く、子連れでなくてもとても楽しめる空間でした。
お子さんを連れて行ったら、もっともっと喜んでしまうのでは。こちらで私はスパイスティー、旦那さんは氷抜きのりんごジュースを頼んで、2人で同じ本を読んで感想を語り合いました。
諏訪湖エリアに移動して街歩き
絵本館を出て、神社好きの旦那さんなので一緒に「諏訪大社」の本宮をお参りしました。参道にはお土産屋さんや食べ歩きのお店が立ち並びます。お参り前に美味しそうな手焼きせんべいのお店があったので、ハートの煎餅を購入。
ハートにした理由はかわいいからではなく、2人で1枚を分けるのに分かりやすそうだったから。出来立てならではの、お米の味がしっかりとしてパリッと焼き上がっているのだけれど、時間が経ったものとは違い中が少ししっとりしているのがとても美味しかったです。
しっかり御朱印をもらい、諏訪大社をお参りしたあとは、少しお腹を満たそうと「餃子の焼吉(やきち)」に行きました。
こちらは湧き上がる炎のパフォーマンスが話題のお店です。少しお昼時を過ぎていたので、スムーズに入れてラッキーでした。
メニューは「つけだれ餃子」「卵チャーハン」「ご飯」のみという潔さ。餃子を2人前と卵チャーハンを1つ注文し、料理が届くのを待っていたら、「そろそろ炎が上がるんで、写真や動画を撮るならどうぞ」と店主さんが親切に声をかけてくださいました。すごい、ここまでが込みでのお料理です。
到着した餃子はすごく薄皮で、表面はパリッと焼き上がっているのですが、中はしっとり。お野菜とお肉がバランスよく包まれていて、さまざまな調味料の味を感じることができます。この薄皮の餃子を破けないでうまく焼くための炎のパフォーマンスだそうで、決して見た目だけではなく必要な調理法なんだそうです。
そしてこのつけだれが、出汁が効いていて酢がきつくなく、とても美味しい! 熱々の餃子なので、つけだれにつけることで少し冷まして食べられるのもうれしいポイント。普段の私なら自分から醤油ダレを作ったりいろんな味を楽しみたくなるタイプなんですが、今回に限ってはこのつけだれが美味し過ぎて、つけだれオンリーでほかのタレを作ることは一切頭になくすべて食べてしまいました。計算しつくされたお味!
そしてこの卵チャーハンもお醤油の香ばしさが効いていて、餃子と相性抜群。このつけだれとの相性もよく、チャーハンをつけだれに浸して食べるのもとても美味しい食べ方でした。
店主の餃子愛と計算し尽くされた味の餃子を食べて、お腹いっぱい、心も満たされました。
温泉で整って、最後は信州らしくそばで締め
餃子を食べて、キャンプ場ではシャワーを浴びていなかったので、次はお風呂に行くことにしました。ローマ風風呂が魅力的な温泉「美肌の湯 ロマネット」へ。
こちらは露天風呂はありませんが、温泉でサウナもあり外気浴をすることができます。サウナ好きなので、やはりサウナと外気浴は外せません。
ローマ風風呂はステンドグラスがきれいで広々としていて、ゆったりとバスタイムを楽しむことができました。施設も充実していて、旦那さんとの待ち合わせは2階の漫画のある休憩室にしました。
待ち合わせしたあとは2人でアイスを食べてほてった体を少し冷まし、ゆっくりお風呂に入っていたので、今度は軽めに夕飯を食べようということになりました。長野と言ったらやっぱりおそばが食べたいということで、最後のディナーは「秋月分店」に行きました。
地元の人でにぎわっている秋月分店に、待つことなくすぐに入ることができました。店内はにぎわっていて、人気の高さがうかがえます。
私はざるそば、旦那さんはもりそばに信州牛ローストビーフ丼のセット、そして季節のホタルイカの酢味噌和え、春の山菜天ぷらを注文しました。
到着して驚きますが、ここのおそばは普通盛りでも大盛りくらいの量があり、大盛りにした旦那さんのおそばは、もはや小高い山のようになっていました。大食いにはとてもうれしいサービスで、店内に男性のお客さまが多いのもうなずけます。
そして、つるつるのおそばは、ザ・信州のおそば! 前日に食べた峠の茶屋でのおそばは黒めの田舎そば寄りだったので、白い信州のおそばを食べることができたのもうれしかったです。そばつゆも少し甘めで、東京とは少し違う味わいを感じました。
ホタルイカの酢味噌和えも、味噌が有名な信州だからか味噌にとてもコクがあります。旦那さんの注文した信州牛ローストビーフ丼も味見させてもらいましたが、ローストビーフの火入れが完璧で、「ここはおそば屋さんだよね?」と思うほど。
大盛りでクオリティが高いお料理を楽しめて、満足度の高い食事になりました。ここからは高速に乗り、旦那さんの運転で東京まで帰りました。
前回に続いての信州旅となりましたが、あまりこの地方になじみがない2人なので今回も新鮮な気持ちで旅することができました。
旦那さんは山中湖の出身なので、こういった高原気候が肌に合うようです。今年に入って初めてのキャンプもできたし、観光も楽しめて1泊2日ではありましたが大満足の旅になりました。
標高が高ければ真夏のキャンプも涼しそうなので、ぜひ再訪したいところです。春らしい楽しみを満喫した旅となりました。






































































