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「空飛ぶクルマ」運航にむけてSkyDriveとJR九州が大分県と包括連携協定。2028年度に別府~湯布院を15分で結ぶ
2025年2月6日 17:26
- 2025年2月6日 発表
SkyDriveとJR九州は2月6日、大分県における「空飛ぶクルマ」の活用や地域課題解決に向けた包括連携協定を締結したことを発表した。
空飛ぶクルマは、電動化・自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段。
2028年度ごろに別府湾での遊覧サービス、別府市内でのエアタクシー、別府と湯布院をつなぐエアタクシーの運航開始を想定している。別府~湯布院間のエアタクシーが実現すれば現在鉄道で60分、クルマで40分程度かかる移動が15分程度になる見込み。
2030年以降は、湯布院、九重、玖珠、奥日田エリアを結ぶ移動、大分市内から別府や湯布院エリアへの移動、大分空港から別府市内や大分市内へのエアタクシーサービスの提供などの拡大をイメージしている。将来的には運賃も既存のタクシーと同程度の料金で利用できる体系を目指す。
今後は2028年度ごろのサービス開始を目指して離発着場候補地の調査や収益性の検証、運営体制の構築など、事業検討を進める。