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羽田空港、国内線の施設利用料を変更。4月1日搭乗分から370円が450円に

2025年4月1日 適用

羽田空港、国内線旅客取扱施設利用料を値上げ

 日本空港ビルデングは、羽田空港における国内線旅客取扱施設利用料の上限料金の変更について、国交省に届出を行なった。変更後の料金は4月1日搭乗分から適用される。

 施設利用料は旅客ターミナルのロビーやゲートラウンジなどの共通施設の利用に係る費用で、大人は370円から450円に、小人(満3歳以上~12歳未満)は180円から220円に値上がりする。

 値上げは第2ターミナル本館 北サテライト接続部の建設や、エレベーターやエスカレーターの耐震強化、AIスマート空調やLED照明設置など施設整備のほか、自動運転モビリティやデジタルサイネージの追加設置などによる固定費・運用経費の変動的費用が増加したためとしている。

 また、現在工事中の第1ターミナル北サテライトは2026年夏ごろに供用開始予定だが、さらに同施設利用料の原価に大きく影響するため、再度国土交通大臣に対して施設利用料の上限変更認可申請を行なう予定。