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東京メトロ×ナビタイム、“座りやすい号車”が分かる機能を試験提供

2025年1月22日 開始

経路検索すると座りやすい号車がわかる機能を試験提供

 東京メトロとナビタイムジャパンは、「乗換NAVITIME」アプリ有料会員限定で1月22日から「座りやすい号車案内」機能を試験提供している。

 本機能では、「乗換NAVITIME」で東京メトロ線を含む経路検索をした有料会員に、表示対象の「座れそうな号車」がある場合、検索結果の一覧画面に「座れる確率の高い号車があります」の強調表示を行なう。各経路の詳細画面には「座れそうな号車」を最大3号車表示し、乗車する駅から目的地までの停車駅ごとの着座確率も表示する。

検索結果に「座れそうな号車」を表示

 また、試験提供中は、「乗換NAVITIME」の画面内で、対象者に「実際に座れたか体験調査」や「改善要望アンケート」を実施する。アプリの利用ログと実際に座れたか体験調査の結果を分析し、行動変容が起きたか、実際に座れたか、といったサービスの効果検証も行なう。実施期間は最長2か月。

 同社らは「着座確率」(=座りやすさ)の推定、アプリでのサービス提供に必要な精度検証および機能開発を進めており、将来的に「座れるルート検索」機能などの提供を目指している。「1本列車を見送ることで座りやすくなります」や、「急行列車から普通列車へ乗り換えると座りやすくなります」などの提案機能などの提供も検討し、両者の連携を深めていくという。

体験調査アンケートと改善要望アンケートも実施
実施期間と概要