ニュース

関西私鉄のQR乗車券「スルッとQRtto」は6月17日スタート。自動改札機はコードをかざして通過

2024年6月17日 開始

関西の大手私鉄ほかでQR乗車券のサービスが始まる

 スルッとKANSAI協議会は、QRコードによる乗車券「スルッとQRtto(スルッとクルット)」のサービス開始日を6月17日と発表した。Osaka Metroをはじめ、大阪シティバス、近畿日本鉄道、京阪電気鉄道、南海電気鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道の計7社が導入する。

 Webサイトから企画乗車券をあらかじめ購入し(販売は6月17日4時から)、QRコードを表示したスマートフォンを提示することで利用が可能。鉄道各社では、自動改札機に設けた読み取り部にコードをかざすことで入出場ができる。バスや観光施設ではチケットを使用した画面を提示するか、事業者側が掲示したコードを利用者が読み取って画面を見せる形での利用となる。

 サービス開始にあわせ、フリー乗車券と観光施設チケットがセットになった「スルッとKANSAI大阪周遊パス」をスルッとQRttoで発売する。一部を除くOsaka Metro全線などが利用できるもので、1day版が3300円、2day版が5500円(ともに大人のみ)。なお磁気カード版の「大阪周遊パス」は6月16日限りで発売を終了する。

 利用方法の詳細は、6月17日以降に発表する予定。

「スルッとKANSAI大阪周遊パス」の概要