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福岡・天神イムズ跡地に新ランドマーク、2026年12月末竣工。地上21階建ビルにオフィス/商業ゾーン/シアトル発のエースホテル

2024年5月15日 着工

2026年12月末 竣工予定

福岡・天神地区のイムズ跡地に誕生する新ランドマークビルが着工。竣工は2026年12月末

 三菱地所は5月15日、複合ビル開発プロジェクト「(仮称)天神1-7計画」(福岡県福岡市中央区天神1丁目)の新築工事に着手した。竣工は2026年12月末予定。

 同社初の都心型商業施設「イムズ」跡地に新しく建つ地下4階~地上21階、高さ約91mのビルにオフィスと商業店舗が入居し、アジアで2施設目となるシアトル発のホテルブランド「エースホテル」もオープンする。開発コンセプトは「福岡文化生態系~福岡のあたらしい文化を共に創造し続ける~」。

開発コンセプトは「福岡文化生態系~福岡のあたらしい文化を共に創造し続ける~」

 オフィスエリアは、総面積約8000坪、基準階面積約790坪、想定就業者数約3000人の空間を整備。レイアウトの自由度が高い無柱空間のフロアを展開し、さまざまな働き方に対応する。

オフィスエントランスの吹き抜け(渡辺通り側)
オフィスエントランス内部

 全192室の客室を擁するエースホテルには、1~2階のラウンジ、カフェバー、レストラン、ギャラリー、3階のMICE対応が可能なファンクションルーム・ミーティングルームを併設する。また19~20階のルーフトップバーは、来街者や近隣ワーカーといった宿泊者以外も自由に利用可能。

「エースホテル・シドニー」のラウンジ
20階ルーフトップバーからの眺望

 地下2階~地上2階の約1100坪には、さまざまなジャンルのショップ&レストランが出店する。周辺の天神地下街やONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)、因幡町通り地下通路とつながる地下2階、渡辺通りをはじめ四方の通りに面する1階の造りを活かし、天神地区の新たな賑わい拠点となる商業ゾーンを展開していく。

地下2階の商業ゾーン
福傳であい通りに連なるショップファザード
建物低層部に600m2超の緑地を設けるなど、サステナブルな取り組みも推進
地下4階~地上21階、高さ約91mの新築ビルに、オフィス・ホテル・商業店舗が入居
天神地区に新たな空間と雇用を創出するプロジェクト「天神ビッグバン」内に立地する