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東京ディズニーシーのファンタジースプリングスホテル、全貌公開。1泊30万円超、最上級の宿泊体験がかなう「グランドシャトー」を見てきた!
2024年4月23日 17:00
- 2024年6月6日 開業
東京ディズニーリゾートは、6月6日に開業する「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」を報道公開した。
東京ディズニーシーに新たに加わる8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」内に位置し、パーク一体型のディズニーホテルとして開業前から話題になっている。
本稿では、東京ディズニーリゾートで最上級の宿泊体験を提供するラグジュアリータイプの「グランドシャトー」を中心に紹介する。なお、別棟「ファンタジーシャトー」については別記事でお伝えする予定だ。
全客室から新テーマポートを一望できる! 物語の世界を常に感じながらの滞在
ファンタジースプリングスは、“魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界”をテーマにした、東京ディズニーシー8番目のテーマポート。「フローズンキングダム」「ラプンツェルの森」「ピーターパンのネバーランド」の3エリアと、ディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成する。
公開された「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」は、魔法の泉のほとりに位置し、ラグジュアリータイプ「グランドシャトー」(56室)と、デラックスタイプ「ファンタジーシャトー」(419室)の2棟を有している。
今回公開したグランドシャトーは、前述のとおり東京ディズニーリゾートで最上級の宿泊体験を楽しめるうえ、すべての客室からファンタジースプリングスの景観を一望できるのが特徴だ。併設するバルコニーやテラスから、いつでもその景色を眺めることができる。
「テラス&アルコーヴルーム」は3~5階に位置し、最大で大人4名まで宿泊が可能で、約70m2の客室サイズ。料金は34万1000円~(※予約状況に応じて変動)。レギュラーベッド2台に、壁のくぼみを使ったアルコーヴベッドが1台。引き出しタイプのトランドルベッド1台またはクルーズベッド1台を揃えている。
室内は、立体感のあるモールディングや金箔が施されたカルトゥーシュをはじめ豪華で気品あふれる装飾にあふれ、特別な日の宿泊にぴったりな空間に仕上がっている。ホテルステイをメインにしたスケジュールを組むのもいいはずだ。
重厚感あふれる深いレッドのベルベット調の天蓋から、ゴールドとグリーンで色彩豊かな絨毯まで、豪華でありながら全体的に落ち着いた雰囲気のなか、安らぎとくつろぎの時間を約束してくれそうだ。
客室には入り口側にもう1部屋あり、ソファや食事に使えるテーブルなどを設置している。こちらにアルコーヴベッドを1台用意。花々が描かれたドラマティックな壁画も楽しめる。
バスルームは足の伸ばせる大きなタイプ。アメニティはグランドシャトーのオリジナルパッケージ入り。パウダールームは、ダブルシンクでスムーズに身支度が整えられる。トイレが2つあるのもうれしい部分だ。オリジナルデザインのスリッパやポストカードなども用意している。
チェックイン・アウトは専用ラウンジ「グランドシャトー・ラウンジ」で
グランドシャトー宿泊ゲスト専用の「グランドシャトー・ラウンジ」では、チェックイン・チェックアウトの手続きから、荷物の預かり、パークチケットの販売のほか、滞在中のリクエストも受け付ける。
宿泊料金にはアトラクション利用券やショー鑑賞券が含まれるため、そのほかの希望を伝えれば、より滞在を思い出深い時間になるようサポートしてくれる。具体的には、パーク滞在のアドバイスからレストランの予約(空きがある場合)などが挙げられる。
フレンチダイニング「ラ・リベリュール」で豪華なひとときを。宿泊者専用で特別感もたっぷり
グランドシャトー宿泊者専用のフレンチダイニング「ラ・リベリュール」にも足を運んでみた。クリスタルのシャンデリアが上品に輝く空間は、最高級ライニングにふさわしい佇まい。ドレスコードに沿って、ラグジュアリーな装いで訪れたい。
シェフが日本各地に赴き厳選した食材を使ったスペシャルなメニューが味わえる同店。フランスの伝統料理「パテ・アン・クルート」から、シェフ考案の一皿まで、本格的なフランス料理が味わえる。朝食はホットディッシュ1皿をオーダーしてのビュッフェスタイル、ディナーではコースを提供する。
ディナーで提供される「オマール海老と鱚(きす)のブイヤベース ハーブ香るブランダードとトマトコンフィ」を試食したが、濃厚な魚介の風味にうっとり。「パテ・アン・クルート アーティチョークのバリグール マスタードヴィオレ」も食感と香りにほどよい酸味がとても美味しかった。
ダイニングでは対象メニューのオーダーで、ミッキーマウスとのキャラクターグリーティングが可能。専用ルームでのグリーティングとなり、ブレックファーストとディナーで衣装が異なる。