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東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルがついにお披露目。新テーマポートの世界観あふれる「ファンタジーシャトー」に行ってみた!
2024年4月23日 18:38
- 2024年6月6日 開業
東京ディズニーリゾートは、6月6日に開業する「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」を報道公開した。
開業に先駆けてその内部を見てきたので、本稿ではデラックスタイプ「ファンタジーシャトー」を中心に紹介する。ラグジュアリータイプの別棟「グランドシャトー」については、すでに別記事でお伝えしたとおりだ。
新テーマポートの世界観をそのままホテルに! ファンタジー感あふれるホテルステイ
ファンタジースプリングスは、“魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界”をテーマにした、東京ディズニーシー8番目のテーマポート。「フローズンキングダム」「ラプンツェルの森」「ピーターパンのネバーランド」の3エリアと、ディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成する。
本施設は、魔法の泉に住む精霊が水の流れに乗り旅した先で出会ったファンタジーの物語を、石や木を削り魔法で作り出した複雑な造形が見どころの1つ。そこに旅と冒険を愛するダッチェスという女性が訪れ、別荘を建てたのが始まりだ。より多くの友人たちと物語の世界を分かち合うために大きな屋敷を建て、やがてホテルとなったというストーリーを持っている。
ホテルは、ラグジュアリータイプ「グランドシャトー」(56室)とデラックスタイプ「ファンタジーシャトー」(419室)と異なる2棟で構成されるが、今回訪れたファンタジーシャトーは、ファンタジースプリングスの動植物や魔法の泉をモチーフとした装飾が大きな特徴だ。
客室は「スプリングサイド」「ホテルエントランスサイド」「ベイエリアサイド」「ローズコートサイド」の4つのエリアに分かれている。今回は「スーペリア・アルコーヴルーム」を見てきた。
スーペリア・アルコーヴルームは、ファンタジーシャトーで最も多い客室タイプ。レギュラーベッド2台にトランドルベッド、壁のくぼみ部分にアルコーヴベッドがあり、最大で大人4名まで宿泊が可能。部屋のサイズは、約41m2。宿泊料金は6万6000円~(※予約状況に応じて変動)。
ファンタジーシャトーのロマンティックさに拍車をかけるのが、アルコーヴベッドの壁画。映画「塔の上のラプンツェル」のラプンツェルが描いたアートがモチーフで、眺めるだけでワクワクした気持ちに。また、「バンビ」をはじめさまざまなディズニーのキャラクターが部屋中に描かれているので探す楽しみもある。
ルームアメニティデザインもファンタジーシャトー独自のデザインを採用。美しい藤の花やホテルロゴ、ドレスアップしたミッキーマウスとミニーマウスが描かれている。コップやエコバッグもやわらかな藤色で統一。ポストカードも2種類用意する。
レセプションにロビーに庭園まで、訪れた瞬間からディズニーファンタジーの世界が広がる
ホテルは、パブリックエリアから客室にいたるまで、「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」が広がっている。メインエントランスは共通で、映画「ミッキーの巨人退治」のキャラクターが表現された魔法の泉(ロックワーク)が見どころだ。
入り口を進むと目に前に大きく広がる3階の「グランドロビー」へ到着。ファンタジースプリングスがすぐ目の前に現われるドラマティックな演出がゲストへの期待感をさらにアップしてくれる。
ファンタジーシャトーとグランドシャトーの間には「グランパラディ・ラウンジ」が位置し、「パフェ・オ・ショコラ」(3500円)をはじめ、デザートを中心に大きな窓から見える景色と開放感のある空間で味わえる。
受付をはじめ各種サービスを提供する「ファンタジーシャトー・ラウンジ(レセプション)」は広々。さらにレセプション正面のテラスからも眼下に広がる新テーマポートを眺めることができる。
テラスからそのまま足を運べる庭園「ローズコート」では、ディズニー映画「美女と野獣」のキャラクターをロックワークでダイナミックに表現。緑豊かな庭園での散策もぜひ楽しんでみよう。
グランドロビーからファンタジーシャトーへ向かう途中には「コンサバトリー」も。藤の木やクジャクを模したデコレーションが目を楽しませてくれる。
「ファンタジースプリングス・レストラン」で贅沢ビュッフェ。目にも舌にもうれしい品々が勢揃い
「ファンタジースプリングス・レストラン」は、ブレックファスト、ランチ、ディナーと時間帯によりさまざまなメニューがメニューが味わえるオールデイ・ダイニング。今回は、17時~21時30分に提供する「ディナーブッフェ」(大人7000円、中人4200円、小人3000円)を見ることができた。
ビュッフェカウンターには「ローストビーフ」や「ポークベリーの舞浜地ビール煮込み」「シューフードのパエリア」などスペシャルな日にぴったりの華やかなメニューがずらり。
噛むほどに旨味が広がる「チーズブレッド」や「サヤキレーズンとクルミのメテイユ」「メロンデニッシュ」などブレッド類のクオリティがとにかく高い印象。
デザートは、アナ雪イメージの「ホワイトチョコレートムース」にラプンツェルイメージの「カシスとオレンジのムース」なども。個人的にはカリカリナッツとクリームの相性抜群が「トライフル」がお気に入りとなった。
レストラン内は、ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」「白雪姫」「眠れる森の美女」をモチーフに、青い鳥をはじめおなじみの動物たちが描かれた絵画が飾られ、ディズニーの世界観のなか、食事が楽しめるようになっている。
ホテル限定グッズも発売! 宿泊時に手に入れたいアイテムがたっぷり
ファンタジースプリングスホテルでは、宿泊者限定で「トートバッグ ポーチ&コインケースセット」(1万8000円)の購入が可能。トートにポーチ、コインケースの3点セットで、淡いピンクカラーが上品な雰囲気をまとっている。6月6日から「ファンタジースプリングス・ギフト」で取り扱いをスタート。
さらに新たな限定アイテムも発表。「スペシャルアートフレーム」(4万6000円)は、メッセージや宿泊日、名前などを刻印できるメモリアルな一品。グランドシャトーをイメージした額装で、ミッキーマウスがポーズを取っている。「グランドシャトー・ラウンジ」で購入可能。
「スペシャルキーホルダー」(9000円)も同じくグランドシャトー・ラウンジで購入できる。アレンデール城のまわりにフック船長の海賊船、ラプンツェルの塔をデザイン。グラデーションかかった色彩のなか、トンボや蝶が舞うデザインだ。客室の窓を開けるようにカバーをオープンできる。
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