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ディズニーシー新エリア・ファンタジースプリングスの壮大な景観を形作る模型が公開。じっくり見してきた!
2024年3月4日 21:00
- 2024年2月27日 公開
東京ディズニーリゾートは、6月6日にグランドオープンを迎える東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」の模型やコスチューム、ビークルを2月27日に公開しました。
今回は、前回のコスチューム、ビークルに続き1/4サイズの模型が公開されたロックワーク(擬岩工事)を中心にご紹介します。
新テーマポートでの没入感をさらにアップさせる、渾身のロックワークが見どころ!
新テーマポート「ファンタジースプリングス」のエントランスで、まず目に飛び込んでくるのが「ファンタジースプリングス・エントリーウェイ」。テーマポートの美しい自然環境を形成する重要な要素であるロックワークが岩肌に施されているのが1/25サイズのエリア模型でもしっかりみて取れます。
ロックワークは、鉄骨や鉄筋、金網やモルタルで構成され、塗装後に造花や擬木を設置し完成します。順番としては「模型製作&3Dスキャン」→「骨組み&下地作り」→「カービング(造形)」→「塗装」→「装飾据付け」。
ロックワークが空間に加わることで圧倒的な没入感を生み出し、「ファンタジースプリングス」の世界へとゲストをいざなう役割も担っているんです。なお、会場に展示された1/25サイズのエリア模型は「模型製作&3Dスキャン」のために製作されたものでした。
東京ディズニーシーの代表的なロックワークといえば、プロメテウス火山ですが、その面積は約2万m2。対して、「ファンタジースプリングス」は約3万9000m2と約2倍! 数字を聞いただけでも、その壮大さが分かるはず。
なお、アラビアンコーストとロストリバーデルタの間に新テーマポートへアクセスするための道を新設。エリアの間を抜け、「ファンタジースプリングス・エントリーウェイ」を通り各エリアへと入る形となるそう。ここではピーターパンやアナ・エルサ、さらにラプンツェルなどを岩で表現した魔法の泉がゲストを出迎えてくれますよ。
さらに、今回の展示ではエリア内の「魔法の泉」の1/25サイズ模型も公開。「ファンタジースプリング」では「魔法の泉」から湧き出た魔法の水が滝や池を形どり、各エリアへと流れていきますが、こちらは「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」前の様子です。
1/4サイズの模型ではシンデレラと「眠りの森の美女」のオーロラ姫にフィリップ王子をピックアップ。シンデレラの近くには、ガラスの靴らしき造形も。
2023年夏のメディア向け工事現場公開時に話を伺ったウォルト・ディズニー・イマジニアリングの担当さんによると「エリア内にはたくさんのキャラクターが隠れていますが、どこに何があるのかはお伝えしていません。それは、訪れたゲストの皆さん自身で見つけてほしいから!」とのことでしたので、ぜひご自分で見つけてみてくださいね!
なお、6月から東京ディズニーリゾート内の商業施設「イクスピアリ」2Fトレイル&トラックにて、展示会「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」も開催が決定。
「ファンタジースプリングス」の魅力やディズニーファンタジーの世界に込められた想い、ストーリを紹介します。さらに、ここでしか見ることのできない展示物も見どころだとか。開催日程や料金など詳細は追って発表とのこと。こちらも楽しみに待ちましょう!
©Disney