東京BRT、3月1日から全線でクレジットカードのタッチ決済対応。VISA/JCBなど6ブランド

東京BRTのバス車両

　東京BRTは、臨海地域を走る東京BRT全線でクレジットカードなどによるタッチ決済乗車サービスを3月1日に開始する。

　BRTは「Bus Rapid Transit（バス高速輸送システム）」の略称。連節バスや走行レーンを整備することで、路面電車などと比較して遜色のない輸送力・定時性・速達性を確保した交通システムを指す。

　タッチ決済対応のカード（クレジット/デビット/プリペイド）や同カードが設定されたスマートフォンなどを車内の専用読取端末機にタッチすることで、スムーズな乗車が可能になる。対象クレジットカードブランドはVisa/JCB/American Express/Diners Club/Discover/銀聯の6種類。タッチ決済の履歴はQUADRAC提供の「Q-move」から確認できる。

　なお本サービスの取り組みには東京BRT、京成バス、三井住友カード、ジェーシービー、レシップ、QUADRACの6社が参加。三井住友カードが提供する公共交通機関向け決済ソリューション「stera transit」を活用している。

レシップ製の専用読取端末機

タッチ決済での乗車イメージ

東京BRTの全路線

タッチ決済の履歴はQUADRACの「Q-move」から確認できる