ZIPAIR、カナダ・バンクーバー就航決定！　2024年3月から週3便で西田社長「ご期待いただける運賃」

ZIPAIRがカナダ・バンクーバーに就航することを公表した

　ZIPAIR Tokyoは11月8日、カナダ・バンクーバーへ2024年3月に就航することを明らかにした。

　同社にとって9地点目・6か国目の就航地で、当初は週3便で運航をはじめて、デイリー運航（週7便）を目指す。航空券は12月上旬～中旬の発売を予定しているという。

　運賃について代表取締役社長の西田真吾氏は、これまでもフルサービスキャリアよりかなり低廉な料金を実現できているので「今回もご期待いただける」としており、既存の北米西海岸路線に準じる料金帯になる見込み。

　バンクーバーはコロナ前から日本との往来が活発で、アジアと北米大陸のゲートウェイ的な役割も持っている地域。同社はすでにロサンゼルスとサンフランシスコ、サンノゼに就航しているが、成田発の利用者のなかにはそこからバンクーバーを目指す層が一定数いるとのことで、直行便の需要も高いとみている。

　また、ビジネスやVFR（親族・友人への訪問）だけでなく、若い層の留学需要やワーキングホリデーなども見込める路線であるほか、カナダ発のアジア行きも旺盛で、カナダは国民のほぼ全員が年に一度海外旅行に行くほど強い旅行需要があるという。

株式会社ZIPAIR Tokyo 代表取締役社長 西田真吾氏

2024年1月には8号機（登録記号：JA828J）を投入予定