ニュース

「ホテル・ニッコー常熟」8月1日開業。国家高新技術産業開発区に全288室

2023年8月1日 開業

上海に「ホテル・ニッコー常熱」がオープン

 ニッコー・ホテルズ・インターナショナルは、「ホテル・ニッコー常熟」を8月1日に開業する。

 常熟市は上海の西方に位置し、無錫や南通などの大都市に隣接する地域で、古くから肥沃な土地に恵まれて栄えてきた。昨今は日系企業を中心とした外資系企業の誘致に注力しており、自動車産業をはじめとする世界トップ500社の研究・生産拠点が進出している。

 ホテル・ニッコー常熟は、中心部から南へ約6kmの距離にある常熟市国家高新技術産業開発地区に立地する。客室は288室で、館内にはレストラン、屋内プール、会議室、宴会場を完備。開発地区内でも外部へのアクセスがしやすく、常熟駅までクルマで約25分、蘇州市街地までクルマで約30分でアクセスできる。

 館内のデザインは、現代的な空間に日本の雰囲気を取り入れ、随所に常熟の自然をモチーフとした装飾品を設置する。14室のスイートルームを含む客室には、曲線の多い家具やコンテンポラリーアートワークを採用。天井から床まである大きな窓からは、昆承湖の景色も臨める。国内外のテレビチャンネルが楽しめる55インチの薄型テレビや機能的なバスルームも設けた。

 また長期滞在者に向け、別棟に197室のサービスアパートメントを用意する。電化製品や3つのベッドルームを備えた客室など、利用人数に合わせて4タイプから選択できる。

 レストランは、中国料理「桃李」、オールデイダイニング「セリーナ」、ロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」を備える。中国料理「桃李」では、旬の食材を使った広東料理と常熟の名物料理などが楽しめる。オールデイダイニング「セリーナ」は、インターナショナル料理や日本料理、地元料理を提供するレストラン。朝食ブッフェではオープンキッチンからシェフの調理風景を見ることが可能で、ランチとディナーには世界各国の料理が楽しめるアラカルトメニューと日本料理専用のダイニングエリアも利用できる。

 なお12月31日までは、開業記念宿泊プランを販売している。One Harmony会員限定で、デラックスルームが1室RMB666となる。