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東武鉄道、33年ぶりのフラグシップ特急スペーシアX営業運転開始! 都筑社長「乗った瞬間からワクワクを実感」
2023年7月15日 12:37
- 2023年7月15日 開業
出発式の模様
キッズサイト「TOBU Kids(と~ぶキッズ)」において、親子6組が初列車「スペーシアX 1号」の「コックピットラウンジ」に招待された。そのうちのキッズ代表1名も、出発式に参加した。1300組のなかから選ばれた代表だそうである。
「スペーシアX 1号」はトップナンバーのN101編成が充当され、7時33分に浅草駅に到着した。そこで、乗務員への花束贈呈とテープカットが行なわれたあとに、駅長による出発合図のもとで発車となった。
運行の概要
列車名は従来の「けごん」「きぬ」ではなく、「スペーシアX ○号」となる。なお、現時点ではN100系が2編成しかないため、検査の関係から2種類の運行パターンが設定されている。つまり、片方の編成が検査に入ると、1編成で回せる分しか走らない。
「運行パターンA」における運転本数は上下各2本で、下りが3号(東武日光行き)と7号(鬼怒川温泉行き)、上りが4号(東武日光発)と8号(鬼怒川温泉発)。「運行パターンB」では、下りに1号と5号(いずれも東武日光行き)、上りに2号と6号(いずれも東武日光発)が加わる。
「運行パターンB」のみ設定される2往復の列車は、「運行パターンA」の日は100系スペーシアでの運行となる。基本的に土休日は「運行パターンB」だが、平日は日によって違いがあるので、東武鉄道のWebサイトで最新の情報を確認してほしい。
カフェの利用方法
スペーシアXの1号車には、「GOEN CAFE SPACIA X」が設けられる。当面、1号車(コックピットラウンジ)の利用者について優先販売を行ない、それが終了したら、そのほかの号車の利用者への販売が行なわれる。
その際、2~6号車の利用者は、時間帯ごとに区切ったオンライン整理券を列車運行中に車内で発行する方式がとられる。二次元バーコードで専用サイトにアクセスする形となるので、スマートフォンは必須となる。
また、整理券を発行する際に、会員登録あるいはGoogleアカウントでのログインが必要になる。その場で会員登録を行なっていると申し込みに時間がかかるから、Googleアカウントがあれば、そちらを使う方が迅速だろう。
支払いは、クレジットカードと交通系ICカードに限定される。