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北海道エアシステムが25周年! 雪ミクとタッピーが駆けつけた式典と遊覧飛行

2023年3月29日 実施

北海道エアシステムが就航25周年記念式典を実施した

 札幌丘珠空港を拠点とするHAC(北海道エアシステム)は3月28日に就航25周年を迎え、3月29日に就航25周年記念事業として、記念式典や札幌市内遊覧フライト、オリジナルグッズの先行販売を実施した。

 また、就航25周年となる今年、札幌を代表するキャラクター「雪ミク」がタイアップ。「北海道の空を飛ぼうキャンペーン」を展開している。

「北海道の空を飛ぼうキャンペーン」で2022年末に登場した雪ミクラッピング機(登録記号:JA12HC)
記念式典に登壇する株式会社北海道エアシステム 代表取締役社長 武村栄治氏

 記念式典では、代表取締役社長の武村栄治氏が「2023年はコロナを乗り越えて、そしてコロナ前以上に、北海道を空から盛り上げたいと考えている。雪解けも進み新緑の美しい季節になるので、HACの翼を利用して北海道各地へお出かけいただきたい」とあいさつ。就航から25年にわたり支えてくれたすべての方々に感謝の意を表わした。

 また、記念式典には来賓のほか、「雪ミク」や札幌市東区のマスコットキャラクター「タッピー」も祝福に駆けつけた。

祝福に駆けつけた「雪ミク」と札幌市東区のマスコットキャラクター「タッピー」
お披露目されたHACオリジナル雪ミクグッズ。式典終了後には先行販売もスタート。3月30日からは機内販売も開始する

 そのほか2月に募集が開始された当該キャンペーンで使用するオリジナル楽曲の発表や、HACオリジナル雪ミクグッズもお披露目された。

遊覧飛行に参加する12組24名の小学生親子と招待された来賓
札幌丘珠空港を出発する札幌市内遊覧JL4367便。ランプサイドでは横断幕を持ってお見送り
RWY14から離陸するJL4367便。天気にも恵まれ、絶好の遊覧飛行日和

 式典後の札幌市遊覧飛行には、応募倍率約10倍の狭き門をくぐり抜けた12組24名の小学生親子が参加。

 札幌丘珠空港を14時6分ブロックアウト。機体はRWY14から離陸し、北広島市の手前で大きく右に旋回し石狩市上空で再度右旋回。札幌市市内上空では八の字を描くように低空を遊覧。札幌市内上空では気流の関係で比較的揺れが続いたが、参加した小学生たちは空から自分たちの家を探すなど、熱心に地上の景色に見入っていた。

 関係者を含めた42名を乗せた機体は、約30分間の遊覧飛行を終え、14時34分にRWY32へ着陸。丘珠空港に戻ってきた参加者たちは、降機時に武村社長と客室乗務員から記念品を受け取り、一様に笑顔で帰路についた。

揺れる機内、ドリンクをサービスする客室乗務員。コップは雪ミク仕様
ヘッドレストカバーはこの遊覧フライトのためだけに用意された特別仕様(※定期便では通常のヘッドレストカバー)
参加者に記念品を配る武村社長
参加者に配られた記念品。なんと特製ヘッドレストカバーも!
この日のフライトを担当した川添健也機長、村山雄亮F/O、山木礼CA、腰丸あすかCAと武村社長