梅田3丁目計画の建物名称が「JPタワー大阪」に。商業施設「KITTE大阪」は2024年7月オープン

劇場客席イメージ

　日本郵便とJR西日本、大阪ターミナルビル、JTB、日本郵政不動産は、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区で開発を進めている「梅田3丁目計画」の建物名称を、「JPタワー大阪」（大阪府大阪市北区梅田3-2-4）に決定した。

　また、同建物内の商業施設名称は「KITTE大阪」とし、2024年7月にグランドオープンする。

JPタワー大阪

「JPタワー大阪」の1階には、旧大阪中央郵便局の一部を保存・移設した空間を設置。商標施設や劇場、ホテル、オフィスの複合用途を一体開発する。

　劇場には自由度の高い舞台機構と最新設備を備え、演劇・ミュージカル・音楽・演芸など国内外のエンタテイメントを提供する。さらに、関西文化の育成や発信、賑わいの場を生む拠点を目指すという。また、JR西日本ホテルズがマリオット・インターナショナルと提携した「オートグラフ コレクション」ブランドのホテルを出店。

ホテルエントランス

　これに加え、西日本最大級のオフィス空間を展開する。基準階のフロアは貸室面積が約4000m2で、ワーカーがリラックスできる屋上庭園やフィットネスルーム、サウナなどの機能も搭載する。

屋上庭園

　なお同計画は、JR大阪駅西側に整備される西口改札直結の通路や、既存のJR大阪駅連絡橋口改札から直通となる新設の歩行者デッキ、西梅田地下歩行者道路「ガーデンアベニュー」と接続する。JR大阪駅や大阪メトロなど、梅田エリアの各路線の駅とのアプローチを実現する。

歩行者ネットワーク

KITTE大阪

　オフィスワーカーや国内外からの観光客などをターゲットに、観劇後の飲食やショッピング、お土産購入、ランチ、アフターファイブなどの体験を提供する。

アトリウムイメージ

南東広場イメージ