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名鉄、犬山遊園駅舎のパブリックアート公開。桃太郎伝説や木曽川の自然、地域住民の思い出などを表現

2023年2月3日 公開

名古屋鉄道 犬山遊園駅のパブリックアート公開

 名古屋鉄道は、愛知県犬山市の桃太郎伝説など地域のストーリーを題材としたパブリックアートを「犬山遊園駅」下り方面駅舎に設置し、2月3日に公開した。

 木曽川の流れや豊かな自然と子孫繁栄の象徴である桃のレリーフ、四季折々の情景などを表現したほか、アートの一部である影絵には、地域住民から募った犬山の思い出を反映。制作は、アーティスティックディレクターの清水敏男氏とアーティストの渡辺元佳氏が手掛けた。

 犬山遊園駅は、国宝犬山城や日本庭園の有楽苑などに近く、犬山駅に次ぐアクセス拠点となっている。今回アートという付加価値を加えることで、市内周遊における観光スポットの1つとして「訪れて楽しい駅」かつ「地域住民の方にも愛される駅」を目指すという。

テーマは「犬山の歴史と自然と人々の記憶を犬山遊園駅駅舎がつなぎ、利用する人々の未来へとつながる思いを創出する」
桃太郎伝説に登場するイヌ・サル・キジのオブジェをあしらった歓待アート。16個のきび団子が散りばめられている