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大韓航空、エアバス A321neoを導入。フラットシートや大きくなった手荷物収納棚など

2022年11月30日 発表

大韓航空はエアバス A321neoを導入する

 大韓航空はエアバス A321neo型機を導入し、12月から運航を開始する。

 シートはプレステージ(ビジネス)クラス8席、エコノミークラス174席(合計182席)で、特にプレステージクラスは通路が1本のナローボディ機では韓国初となる180度フラットシートを採用。また、機内にはエアバスの客室インテリアブランド「Airspace」をアジアの航空会社で初めて採用した。

 Airspaceはフライト中の状況に合わせて調整できるLED照明、大きくなったウインドシェードや手荷物収納棚、抗菌コーティング処理が施されたトイレなどにより、快適な機内空間を作り出すという。

 プレステージクラスはフラットにできるほか、ピッチ160cm、幅48cmのシートを採用。個人用モニターは17インチ。また、スマホのワイヤレス充電が可能で、座席テーブルにはスマホやタブレットのスタンドを備えている。

 エコノミークラスのシートはピッチ79~81cm、幅45cmで、さまざまな方向に調節できるヘッドレストを備える。ハンガーを各座席に設定しているほか、従来のモニターより10cm大きくなった13.3インチの個人用モニターを装備する。

 機内にはWi-Fiを搭載。A321neoは主に日本、東南アジア、中国など短距離路線で使用する予定で、2027年までに30機を導入予定という。

プレステージクラスのシートは180度フラットシートを採用
プレステージクラスではワイヤレス充電が可能
スマホやタブレットのスタンドを備えるテーブル
エコノミークラス
従来より10cm大きくなった個人用モニター
エアバスの客室インテリアブランド「Airspace」を採用
手荷物収納棚はこれまでのA321neoより40%大きいサイズに