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ウェザーニューズ、今冬の降雪量は北~西日本の日本海側で多くなる可能性。降雪ピークは1月後半

2022年11月25日 発表

ウェザーニューズは今冬の降雪傾向を発表した

 ウェザーニューズは、今冬の降雪傾向を発表した。

 今冬の降雪量は、北日本から西日本の日本海側で平年並みか多くなる予想。一方で、北日本から西日本の太平洋側では平年並みとなると予想される。ラニーニャ現象の影響で偏西風が日本付近で南に蛇行し、西日本を中心に寒気が流れ込みやすい時期があるという。

 雪のピークは広範囲で1月後半となる予想で、日本海側の各地で大雪となり、濃尾平野や京阪神、瀬戸内でも積雪の恐れがある。1月中旬からは、南岸低気圧の影響で関東甲信の平野部でも積雪の恐れがある。

 昨冬は12月下旬以降、断続的に強い寒気が流れ込んだ影響で記録的な大雪となったところがあった。また北日本は低気圧の影響を受けやすい時期もあったため、12月~2月の合計降雪量は北日本と西日本の日本海側で平年より多く、東日本の日本海側でも平年並みの範囲ながら多めとなった。今年は3シーズン連続で冬にラニーニャ現象が発生した状態となっており、昨冬と同様に降雪量が多くなる可能性がある。