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JR東日本、気仙沼線BRTで自動運転バスを実用化。専用道1駅間で12月から

2022年12月5日 開始

自動運転バスのデザイン

 JR東日本は、気仙沼線BRTの柳津駅~陸前横山駅間で、自動運転バスの運行を12月5日に開始する。柳津駅~気仙沼駅間運行の定期便のうち2往復(柳津11時47分発・17時27分発、陸前横山11時07分発・15時57分発)で実施し、陸前横山以北では手動運転となる。また、専用デザインのバス(日野・ブルーリボン)を使用する。

 少子高齢化によるドライバー不足に対応するため2018年度から実験を行なってきたもので、道路に埋設した磁気マーカーを車両側で検知することで位置を読み取る。自動運転中もドライバーが乗務して安全管理を行なうほか、強風時や濃霧時、積雪時などは手動運転を行なう。

 なお、自動運転に先駆けて12月1日~12月4日に試乗会を実施するため、柳津駅~陸前横山駅間の一般道迂回を12月4日まで延長する。迂回に伴い、所要時間が伸びる見込み。

実施区間
車両に搭載した自動運転用機器
自動バスと手動バスの交互通行システム