航空業界志望者に向けたJALによる業界研究書「エアライン・マネジメント -戦略と実践-」発売

インプレスが「エアライン・マネジメント -戦略と実践-」を発売する

　インプレスは、航空業界の規制緩和の経緯や産業としての構造・特徴などが分かる業界研究書「エアライン・マネジメント -戦略と実践-」を9月21日に発売する。A5判320ページで価格は2640円。電子版も販売する。

　航空業界を志望する人や、業界の会社組織・事業の詳細に興味のある人、取り組みや戦略を知りたい人などに向けた内容になっており、業界の現状や課題をJAL（日本航空）がこれまでの事例をふんだんに交えて紹介している。2010年の経営破綻とその後の再生をケーススタディとして取り上げており、大学などのカリキュラムにも活用できる教科書となるよう作られている。

　また、過去の事故を風化させないために社員から経営層までが安全運航を第一とする組織文化を作る取り組みや、地球温暖化に対するCO2排出削減に向けた具体的な取り組みについても紹介している。

目次

序章： 航空事業の今
第1章： 規制緩和による競争政策
第2章： 空港整備と民営化
第3章： ネットワーク戦略
第4章： アライアンス戦略
第5章： レベニューマネジメントと航空運賃の仕組み
第6章： マーケティングと商品・販売戦略
第7章： LCCビジネス
第8章： 貨物事業
第9章： グループ経営
第10章： 安全とリスクマネジメント
第11章： 企業風土改革
第12章： 社会課題の解決I
第13章： 社会課題の解決II
終章： 航空事業のこれから