ニュース

省電力型「スマートバス停」、東北など5か所で実証実験。デジタルサイネージによる時刻表や運行系統の案内など

2022年7月11日 順次開始

北日本/東日本エリアの5バス事業者を対象に、省電力型「スマートバス停」の実証実験を開始

 YEデジタル、西鉄エム・テック、産経新聞社、YONDEの4社は、北日本/東日本エリアの5つのバス事業者を対象に、省電力型「スマートバス停」の実証実験を開始した。

「スマートバス停」とは、デジタルサイネージにバスの運行時刻表や運行系統図をはじめ、告知文や広告などを遠隔から更新・表示できるバス停。YEデジタルでは、QRコードを活用した動画などの豊富な情報配信が可能なモデルや、乾電池駆動によりあらゆる気象条件下でも電源供給なしで稼働できる省電力型の「楽々モデル」など、さまざまタイプを開発・販売する。

 第3弾となる今回は、「郊外や山間部など遠方に設置され、作業に伴う移動コストが高く、かつ、時刻表の張替え回数が多いバス停」を選び、バス事業者の業務負荷削減効果とバス停のスマート化運用維持のためのビジネスモデルを検証するという。

 以下の事業者/バス停にて7月11日より順次導入し、およそ3か月間行なう予定となっている。

・秋北バス(秋田県)/大館桂桜高校前
・岩手県交通(岩手県)/盛岡駅東口8のりば
・十和田観光電鉄(青森県)/工業高校(三沢方面)
・北陸鉄道(石川県)/松任海浜公園
・フジエクスプレス(東京都)/みなとパーク芝浦

スマートバス停に表示されたQRコードサイトから、産経新聞社「探訪シリーズ」で過去に人気を集めた旅の写真をダウンロードできる