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山のスタンプラリー「ヤマスタ」、六甲山全山縦走路を網羅する6コース

2022年4月29日・6月11日 開始

山のスタンプラリーアプリ「YAMASTA」は六甲山全山縦走路を網羅する全6コースのスタンプラリーを展開する

 山と渓谷社が提供する山のスタンプラリーアプリ「YAMASTA(ヤマスタ)」は、登山エリア「六甲山」でスタンプラリーを実施している。4月29日~と6月11日~の2回に分け、全6コースのスタンプラリーを展開する。

 六甲山は、神戸の市街地からのアクセスがよく、1000m以下の低山ながら奥深い自然を有する。4月29日に「六甲山満喫1(須磨~高取山)」「六甲山満喫2(高取山~摩耶)」「東六甲縦走」の3コースを開始し、6月11日に「六甲山満喫3(摩耶~六甲ガーデンテラス)」「六甲山満喫4(最高峰~宝塚)」「摩耶山ハイク」の3コースを開始する。

 いずれかのコースを達成し、集めたスタンプを指定の配布場所で提示すると、記念缶バッジ(先着2900個、デザイン29種)がプレゼントされる。配布場所は、好日山荘センタープラザ神戸本店・グランフロント大阪店・近鉄あべのハルカス店、姫路駅前店。また、集めたスタンプ画面キャプチャを必要事項を記入したメールに添付してヤマスタ事務局宛に送ると、特製ピンズが当たる抽選に応募できる。

記念缶バッジ、特製ピンズ、達成認定証

六甲山満喫1(須磨~高取山)

 明石海峡大橋や瀬戸内海の絶景を手軽に楽しんで縦走気分を味わえるコース。須磨浦公園駅から始まり、鉢伏山、旗振山、鉄拐山、おらが山(おらが茶屋)を経て栂尾山へ、標高200~300mのプチ縦走をしながら横尾山に向かう。そこから東山までは、岩が露出したアルペンチックな風景を眺められる須磨アルプスの核心部を歩く。一度妙法寺まで下った後は、神戸・長田のシンボルである高取山へ向かう。

 チェックイン対象の場所は、旗振山、栂尾山、横尾山、妙法寺、高取山の5か所。

六甲山満喫2(高取山~摩耶)

 鵯越駅から、300m前後のアップダウンを繰り返して菊水山、鍋蓋山、再度山を越え、市ケ原に至るコース。要所要所で六甲市街を見下ろせるほか、菊水山では東西両方向が眺められる。再度山や市ケ原周辺では、再度公園や大龍寺、布引ハーブ園などに立ち寄るのもおすすめ。

 チェックイン対象の場所は、鵯越駅、菊水山、鍋蓋山、再度山、市ヶ原の5か所。

東六甲縦走

 阪急芦屋川駅から六甲のてっぺんへ登り、有馬の湯に下るコース。所要時間6時間以上、累積標高差1000m以上で歩きがいがあるが、滝あり岩場あり眺望ありで飽きずに歩ける。終着地では、金泉・銀泉という2種の異なる湯が湧きだす天然温泉に浸かることができる。

 チェックイン対象の場所は、高座ノ滝、風吹岩、東お多福山、六甲山最高峰、有馬温泉 太閤橋の5か所。

六甲山満喫3(摩耶~六甲ガーデンテラス)

 六甲山上の絶景スポットや観光施設が満載の最も賑わうエリアを歩くコース。スタンプラリーとお目当てのスポットを組み合わせることで、オリジナルコースを歩くことができる。摩耶山や掬星台、六甲ガーデンテラスは、それぞれロープウェー駅の最寄りでアクセスが確保できるため、夜景を楽しんでから下山することも可能。

 チェックイン対象の場所は、摩耶山、掬星台、穂高湖、記念碑台、六甲ガーデンテラスの5か所。

六甲山満喫4(最高峰~宝塚)

 縦走路のクライマックスである最高峰では、360度のパノラマビューが楽しめる。最高峰から東へ1kmほど進むと、石の宝殿と呼ばれる大きな石祠があることで有名な六甲山神社が。その後は、ゴール宝塚を目指してひたすらの大下りとなる。

 チェックイン対象の場所は、六甲山最高峰、六甲山神社、塩尾寺、宝塚駅の4か所。

摩耶山ハイク

 王子公園駅から摩耶山の山上へ登るコース。所要時間は2時間半程度、標高差は700m程度だが、摩耶ケーブルや摩耶ロープウェーを活用することで、体力や時間に合わせた山行計画が立てられる。掬星台や摩耶山周辺では自然公園を散策でき、アジサイや梅など四季折々の花が彩る様子を楽しめる。ゴールの摩耶山天上寺は、海を渡る蝶「アサギマダラ」が秋に飛来するほか、初夏に境内のシャラノキが1日中花を咲かせると多くの人が訪れる。

 チェックイン対象の場所は、王子公園 旧ハンター住宅、摩耶ケーブル 虹の駅、掬星台、摩耶山、摩耶山天上寺。