パスポートのオンライン申請に向けて旅券法改正。戸籍の添付省略は2024年度以降

参議院が「旅券法の一部を改正する法律案（閣法第29号）」を可決

　参議院は4月20日、本会議において「旅券法の一部を改正する法律案（閣法第29号）」を可決した。

　2020年に閣議決定したデジタル・ガバメント実行計画に基づくもので、領事業務情報システムの改修を行ない、オンラインによる申請を実現する取り組みの一環。

　本人確認は「マイナンバーカードの公的個人認証機能や顔認証技術などを活用する」としており、発給にかかる手数料もクレジットカード決済が利用できるよう進めている。

　なお、新規発行時に添付が必要な戸籍謄抄本については、法務省が2023年度以降の発行を予定している戸籍電子証明書を参照するため、2024年度から申請時の添付を省略できるようになる。

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