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東海道山陽新幹線のデッキにビジネスブースを試験導入

駅待合室のビジネスコーナー拡充も

2022年4月7日 発表

JR東海とJR西日本は東海道山陽新幹線のデッキにビジネスブースを試験導入する

 JR東海(東海旅客鉄道)とJR西日本(西日本旅客鉄道)は、東海道山陽新幹線のN700Sの車内に試験導入する「ビジネスブース」の詳細を決定した。

 5月9日から順次、N700Sの7・8号車間のデッキ部に、一時的な打ち合わせやWeb会議、電話に対応できる個室タイプの「ビジネスブース」を試験導入。室内には、テーブル、ハイチェア、コンセントなどを整備する。利用時間は1回30分以内で、7号車の乗客のみ1グループ2名まで当面は無料で利用できる。該当列車の運行については、Webサイトで発表する。

 また、JR東海では駅待合室内に設ける半個室タイプのビジネスコーナーを拡充。すでに設置している東京駅、名古屋駅、新大阪駅に加え、品川駅、新横浜駅、京都駅の待合室にビジネスコーナーとコンセントポールを整備する。また、東京駅、名古屋駅にも追加整備する。新規整備は7月頃、追加整備は9月頃に行なう予定。