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大阪・関西万博の公式キャラ、最終候補3点出揃う。10日まで意見募集

2022年3月2日 発表

大阪・関西万博の公式キャラクターデザイン最終候補の3点が発表

 2025年日本国際博覧会協会は3月2日、大阪・関西万博の公式キャラクターデザイン最終候補の3点を発表した。10日まで意見募集を行なう。

候補A

候補A

制作意図:
何だ? ヘンテコな生きもの。気になって、描きたくなって、描いてみたら簡単に描けちゃった♪ 小さい子供たちには少し難しいメッセージ。描きやすくて、おぼえやすいシンプルキャラクターに興味を持つところから、大阪・関西万博を、そこに込められたメッセージを知るきっかけに。そしてキャラクターと一緒に大阪・関西万博を大好きになって欲しい。

特徴:
ちょっぴりむかしのEXPO'70の会場で、地球人(大阪のオバちゃん)からもらった一個の「アメちゃん」。その「アメちゃん文化」に感動して関西に暮らすことにしました。「年齢」……内緒(人間の年齢ではまだ10代)「ライフワーク」……お気に入りの青いバッグの「アメちゃん」で友達を増やすこと! ※キャラクターの設定や行動からも個と個の繋がり、大阪・関西らしさを感じてもらいたい。

ロゴマークとの関係性:
『ロゴマークの擬人化』・ロゴマークからキャラクター、キャラクターからロゴマークを思い浮かべるデザイン。(上半分のシルエット、配色を合わせる)・マスコットキャラクターのたくさんの友達の輪が広がり、ロゴマークの形になるイメージ。

候補B

候補B

制作意図:
ロゴを拝見した時に、直感で「共生するキャラクターがいたらいいなぁ」と感じこのような形で制作しました。キャラの頭に被る事でキャラクターとして成立するカタチ、ですからあえて目はない設定です。スカイブルーの球体は地球・人(自分)・生命体を意味し多様な価値観・視点・個が重視されるようになりましたそれを『優しく柔らかく支え合う共創・共生社会のシンボルキャラクター』そのような意図で制作。

特徴:
柔らかい水色の球体は地球・生物・人をイメージ。球体を支える3本は(脚・尻尾・柱)目は無くロゴを被る事で視覚が生まれ1つのキャラクターとなる。口(大阪のO)ロゴを回転すると表情が生まれる着ぐるみとして多くの方の撮影時ソーシャルディスタンスがとれるように多角度からキャラと目線が合うのが利点。万博の各テーマにより球体のカラーは変化する。

ロゴマークとの関係性:
ロゴとキャラクターが一体化する事で、ロゴのコンセプトをキャラクターが可動的にアピールする関係性。2つで助け合いロゴを擬人化し表情や感情をキャラクターの身体で表現する役割。

候補C

候補C

制作意図:
ロゴマークをそのままキャラクターに出来ないかな?というアイデアから生まれました。「水の都」の水と一緒になることで、姿を変えられることをコンセプトに、ロゴマークをパーツに分けて、色々な形のキャラクターを考えてみました。生き生きとしたロゴマークのイメージを損なわない様に心がけました。

特徴:
このキャラクターに定まった形はありません。メインのデザインはあくまで形のひとつ。赤い部分は分裂し、青い部分は自在に形を変える。定まることはありません。万博に関わる全ての人々、一人一人の頭の中で、キャラクターは色々な姿に変化してゆきます。だからこそ、その形は、今の多様性の世の中から善き未来の姿をうつし出すことを願っています。

ロゴマークとの関係性:
生きているロゴマークは、ずっと「変わりたい」と願っていました。ある時、清い水と出会ったことで、色々な形に姿を変えることが出来る様になりました。その時から、ロゴマークはこのキャラクターと、ひとつになりました。ロゴマークは「なりたい自分になる」そう願いながら日々、より善き姿を求めて変化しています。想像する力がある限り、変化の可能性は無限大です。

 これら最終候補について、公募サイトなどで意見を募集する。ただし、よい意見が多く寄せられた候補を最終選出とするものではない。