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東海バス、天城越えで活躍のボンネットバス「伊豆の踊子号」をレストア。整備の様子は逐次公開

2022年2月16日 発表

1976年から天城路の観光路線バスとして活躍し、現在は貸切運行などで利用されているボンネットバス「伊豆の踊子号」をリニューアル整備

 東海バス(東海自動車)は2月16日、創業105周年を記念し、同社のシンボル的存在であるボンネットバス「伊豆の踊子号」のリニューアル整備(レストア)を行なうことを発表した。

 伊豆の踊子号は1964年式のボンネットバスで、1976年から天城路の観光路線バスとして活躍。利用者を乗せることができるボンネットバスとして、同社では動態保存のための必要な整備を行なってきたが、老朽化のため乗合バスとしての運用は終了し、現在は貸切ツアーなど、運行コースや頻度などが限られた運行となっている。

 今回実施するリニューアル整備では、腐食部分や外装、内装の整備に加えて、ブレーキブースターの強化やブレーキホースの交換などブレーキまわりも整備して安全性を向上。これまで以上にボンネットバス利用機会を提供していく予定としている。

 なお、リニューアルは新明工業が手がけ、同社のブログで約半年間を予定している整備の様子を逐次報告していく。

伊豆の踊子号