国道42号と阪和道 海南ICの分合流スムーズに。4車線化事業「冷水拡幅」の一部が3月4日開通

国道42号 冷水拡幅の海南市冷水～藤白間、0.7kmが4車線化

　国土交通省 近畿地方整備局 和歌山河川国道事務所は、4車線への拡幅工事「冷水拡幅」の延長1.1kmのうち、海南市冷水～藤白間の延長約0.7kmを3月4日10時に開通する。

　阪和自動車道（E42）海南ICから有田市方面への合流部で朝夕のピーク時に交通混雑や追突事故が発生しており、4車線化により円滑な合流が可能になることで、これらの解消を図るもの。

　3月4日に開通するのは、海南IC寄りの約0.7km。国道42号と海南ICの合流部が4車線化され、車線変更なく分合流できるようになるほか、2020年3月に区間内にある藤白トンネルを開削・撤去したことにより、走行性の向上が図られる。

　なお、冷水拡幅の残る0.4km区間については2025年春の開通を予定。併せて進められている、有田市野～海南市冷水間の延長9.4kmの有田海南道路は、有田市側の有田川を渡河する橋梁区間0.2kmが2022年度に開通する予定となっている。

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