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東京ディズニーシー・ホテルミラコスタも20周年! 部屋からショー観覧でワンランク上の宿泊体験

2021年9月4日~2022年9月3日 開催

ホテルステイならではの東京ディズニーシー20周年の楽しみ方をご紹介!

 東京ディズニーシーは2022年9月3日まで、アニバーサリーイベント「東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!」を開催中。東京ディズニーシーのグランドオープニングに合わせて開業した東京ディズニーシー・ホテルミラコスタも同じく20周年を迎え、パークとともにアニバーサリーイヤーをお祝い中。

 東京ディズニーシー・ホテルミラコスタは、イタリア語で「海を眺めること(MiraCosta)」を意味するホテル。東京ディズニーシー内に位置するパーク一体型ホテルで、港に面した客室やレストランを有し、美しい景色を眺めながらのステイと食事が楽しめると、多くのゲストでにぎわっている。今回は、東京ディズニーシーでの旅の続きをホテルステイで感じられる客室やメニュー、お勧めの楽しみ方を中心にご紹介する。

窓からポルト・パラディーゾの港全景を独り占め! 憧れの客室で過ごそう

 訪れたのは「ポルト・パラディーゾ・サイド スーペリアルーム(ハーバービュー)」。ミラコスタの名を体現するように、ポルト・パラディーゾの港が一望できるのが最大の魅力。少し窓を開ければ、港で流れる音楽もしっかりと聞こえて、客室とパークがよりつながる。窓からパークを眺めれば美しい景色が目の前に広がり、早朝、昼間、夕暮れ、夜と表情を変える港の様子を楽しめるのも、この部屋ならでは。南イタリアを旅するような趣を感じながら、その眺めを独占できる。

客室全景。レギュラーベッドを2台配置。広さは約40m2
客室からの眺め。部屋からはクリスマス限定の水上グリーティングを観ることができた
窓も少し開けることができ、パークの音楽やショーの活気がそのまま楽しめる

 客室にはレギュラーベットとともに、自由に出し入れできるトランドルベッドを常設。最大3~4名まで宿泊が可能、広さは約40m 2 。さりげなくミニーマウスのシルエットが描かれているなど、ディズニーらしさもしっかり。”古きよきイタリア”と近代的な魅力が融合した家具が配置され落ち着いた雰囲気の室内は、入った瞬間から包まれるような安心感も。

南イタリアのリゾート地を彷彿させるインテリア
ミニーマウスをモチーフにしたベッドスローもチェック
壁にはさりげなくミニーマウスのモチーフが
ディズニーの仲間たちが描かれたタペストリーも掲げられていた

 アメニティも充実。歯ブラシやブラシ、スリッパにシャンプー&コンディショナーはもちろん。子供向けの設備として踏み台やマグカップにスリッパ、歯ブラシも揃っている。宿泊当日に子供用パジャマやおむつ袋も用意してくれるので、幼児を含むファミリーも安心。

アメニティも充実。一式揃っている
ファミリー利用向けに踏み台や子供用スリッパなども各種用意

 続いては、「トスカーナ・サイド カピターノ・ミッキー・スーペリアルーム」へ。イタリア語で”船長”を意味する「カピターノ」の名前を持つ客室は、東京ディズニーシーでの冒険の続きを味わえるスペシャルな内装がポイント。ミッキーマウスと仲間たちの航海をテーマにした部屋は、まさにパーク20周年での滞在にぴったり。

ミッキーマウスと仲間たちの航海がテーマ「トスカーナ・サイド カピターノ・ミッキー・スーペリアルーム」

 壁にはガレオン船での航海の様子が描かれ、寄港地での様子が垣間見れる。天井には夜空とディズニーの仲間&星座が描かれ、夜ベッドで眠る瞬間までパークでの思い出がよみがえるようなデコレーションがうれしい。また、ベッドスローにはコンパスを描き、次の旅の行き先を示唆しているような演出も。

ベッドボード上にはガリオン船での旅や寄港地の様子。サイドにはタペストリーを配置
天井部分には、プラネタリウムのように星座とディズニーのキャラクターが描かれている

 さらにミッキー船長がたどった航海地図、大航海時代のコスチュームをまとったディズニーの仲間たちが描かれた壁紙など、まさに一緒に冒険したような気分で彼らの冒険の軌跡と向き合うことができる。アメニティ類は前述の客室と同様。定員は最大3名、広さは約37m 2

ミッキー船長がたどった航海地図
大航海時代のコスチュームをまとったディズニーの仲間たちの壁紙

2022年の年始に味わえるスペシャルディナーメニュー。第1弾は上海!

 東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの中華料理レストラン「シルクロード・ガーデン」では、2022年1月8日より「“ジャーニー・スルー・チャイナ”グルメディナーコース~上海~」(1万500円)を提供。大陸を食で旅するような6品がコースで味わえる。

 1月8日から3月31日までは上海エリアをピックアップ。同エリアならではの甘さと深みのあるメニューを思う存分堪能できる。シェフが腕によりをかけた品々でテーブルの上が一気に華やぎ、年始の集まりなどにも最適だ。

 前菜は「ジャスミン茶で剥製にしたローストポーク」「海鮮のセルクル仕立て 蟹味噌の焼きトーストとともに」。スープ・点心は「浅蜊とトマトのスープ」「じゅん菜入り五目スープ」「点心3種」のいずれか。今回は「浅蜊とトマトのスープ」をチョイス。とろりとした柔らかな口あたりと、魚介の旨味たっぷりのスープで、じんわり体が温まる。

 メインは「ズワイ蟹とチューニャン入り葱ソース蒸しと蟹爪の揚げ物」「イセエビと野菜のガーリック醤油炒め」「鮑と帆立貝の紹興酒と鎮江酢煮込み」「鴨肉と野菜のドライフルーツソース炒め」「紹興酒香る牛ロース肉のソテー 温野菜添え」「大山鶏と根菜の中華ハムスープ煮込み」のいずれかより2品が選べる。

 今回味わった「鮑と帆立貝の紹興酒と鎮江酢煮込み」は鮑の独特の食感とホタテのほろっとした食感がそれぞれ楽しめ、「紹興酒香る牛ロース肉のソテー 温野菜添え」は、紹興酒とガーリックで漬け込んだ牛ロースは、そのままでも甘味のあるソースをかけてもよしと、二度異なる美味しさが楽しめる。

とろっとした口当たりで魚介の旨味が詰まった「浅蜊とトマトのスープ」
メイン「鮑と帆立貝の紹興酒と鎮江酢煮込み」
メインの2皿目は「紹興酒香る牛ロース肉のソテー 温野菜添え」

 なお麺料理「豚肉の角煮つゆそば」、米料理は「季節の五目炒飯」のどちらか。デザートは「胡麻団子入り酒粕スープ」「小豆入りエッグタルト」「マンゴークリームのクレープ巻き」「今月の特製杏仁豆腐(プラス500円)」の5品のうち1品が選べる。コースの提供時間は17時から21時まで。詳細な情報は12月20日に公式Webサイトで公開されるので、そちらのチェックを。

パーク直結の入園口から東京ディズニーシーへ。目の前のベーカリーで20周年メニューを!

 東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ宿泊者だからこそ使いたいのが、パーク直結のエントランス「ホテル&パーク・ゲートウェイ」。10時以降なら入園と再入園で使えて、パーク内に宿泊する醍醐味を味わえる場所だ。ここで紹介するのは、その連絡口からすぐの「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」。

 オープンエアのパラソルの下で、焼きたてパンとカプチーノでのんびり過ごせる同店では、東京ディズニーシー20周年をお祝いするスペシャルメニュー「ストロベリードーナツ、ソフトドリンクセット」(1020円)を提供中。

 パーク初登場のミッキーシェイプのドーナツに、ストロベリーとホイップクリーム、ストロベリーソースをたっぷりかけてサンド。ホワイトチョコでデコレーションされたキュートな見た目も◎。頬張ればほどよいストロベリーの甘酸っぱさが広がり、思わず笑顔に! スペシャルパッケージも祝祭感をアップ。

パークに再入場できるエントランス「ホテル&パーク・ゲートウェイ」をホテル内に完備
「ストロベリードーナツ、ソフトドリンクセット」

 東京ディズニーシーを気軽にお散歩できるのもホテルステイのよいところ。次に目指すのは、ちょっと足を伸ばしてアラビアンコーストの「オープンセサミ」。その昔キャラバン隊が落とした箱に「ひらけゴマ!」と言ったところ風が吹き、開いたなかに入っていた材料で作ったお菓子を販売しているとか。

 こちらでもスペシャルメニュー「チュロス(フォンダンショコラ風)」(500円)で20周年をお祝い! ビターチョコ生地のチュロスをかじるとなかにはチョコクリームがたっぷり。オレンジフレーバーのキラキラブルーシュガーもポイント。

 マーメイドラグーンの「セバスチャンのカリプソキッチン」では飲む前にゆっくりかき混ぜると銀箔シュガーのキラキラがドリンク全体に広がる「スパークリングドリンク(レモン&ジンジャー)」(600円)も登場。レモンとジンジャーの香りをベースに、ナタデココやマンゴー、クラッシュレモンゼリーなどをドリンクにミックス。

 もちろんパークフードの大定番「ポップコーン、レギュラーボックス(キャラメル味)」(400円)もスリーブが20周年の限定版になっている。ボックスを閉じるとちょっとした仕掛けも。

キラキラしたブルーのシュガーがポイント「チュロス(フォンダンショコラ風)」
かき混ぜるとキラキラ光る「スパークリングドリンク(レモン&ジンジャー)」
「ポップコーン、レギュラーボックス(キャラメル味)」は箱を閉じるとミッキーマウスたちが手にする光のデザインが現われる

 なお、今回ご紹介したメニューにプラスして、各レストランで20周年を記念した「シーズナルテイストセレクションズ」を展開中。季節ごとの5つのテーマに合わせて、シェフたちが“旅する気分で味わえるメニュー”をレストランの背景も加味しながら考案、期間限定で提供している。12月25日までは「チーズ」がテーマ。12月26日から2022年3月30日までは「各国の伝統料理」をテーマに食の饗宴が楽しめる。

 参加レストランは「レストラン櫻」「カフェ・ポルトフィーノ」「ホライズンベイ・レストラン」「マゼランズ」「リストランテ・ディ・カナレット」「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」の6店舗。「カフェ・ポルトフィーノ」以外はすべてプライオリティ・シーティング対象店のため予約をして訪れよう。

「カフェ・ポルトフィーノ」の「東京ディズニーシー20周年スペシャルセット」(2980円)
ボリュームたっぷりのカツレツには5種のチーズとジェノヴェーゼソースがたっぷり
「シーズナルテイストコレクション」を紹介する冊子付き

「ビッグバンドビート ~ア・スペシャルトリート~」でスウィング・ジャズに酔いしれよう

 ホテルステイとともに利用したいのが、ショー鑑賞が楽しめる「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」。ショー鑑賞とともにキャラクターグリーティング付きプラン「『ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~』ショー鑑賞&キャラクターグリーティングを楽しむ 2DAYS」などを用意し、パークでの滞在がさらに思い出に残るワンランク上の体験ができると人気だ。

 アメリカンウォーターフロントの「ブロードウェイ・ミュージックシアター」で鑑賞できる「ビッグバンドビート ~ア・スペシャルトリート~」は、2021年4月から演出を一部変更して再スタートしたレビューショー。ロングラン公演で人気を博していたショー「バッグバンドビート」で聞くことのできた1920年代から40年代にかけてのビッグバンド黄金期のスウィングジャズをメインとしたコンセプトはそのまま、今の時代に合う演出にアップデート。

 ミッキーマウスがメインMCとなり「今夜は、スペシャルトリートとして懐かしい音楽を一緒に楽しもう」とあいさつし、ショーがスタート。ディズニーの仲間たちと華やかなダンサーらのパフォーマンスでゲストを魅了する。

アメリカンウォーターフロントの「ブロードウェイ・ミュージックシアター」
ショーでは、ミッキーマウスのピアノ演奏に合わせてミニーマウスが「I Love A Piano」を歌唱するシーンも(写真提供:オリエンタルランド)
「Sing Sing Sing」でのミッキーマウスの華麗なドラム演奏も見どころだ

12月1日から約11か月ぶりに復活! 「ディズニー・ライト・ザ・ナイト」で花火鑑賞

 パーク滞在の締めはやはり大輪の花火。2021年1月8日から休止していたナイトエンタテイメント「ディズニー・ライト・ザ・ナイト」が12月1日より約11か月ぶりに復活。夜空に約5分間美しい花火が上がり、パークでの思い出をさらに印象深いものにしてくれる。

やはりパーク滞在のラストは「ディズニー・ライト・ザ・ナイト」で!(写真提供:オリエンタルランド)

 パーク開園当初から訪れる人々の笑顔を照らしてきた花火を見ながら、久しぶりの滞在を心に刻んでみては。なお、花火の余韻を残したまま客室に戻れるのも、ホテルステイの特権。20周年のパークを思い切り楽しむために、一体型ホテルへの宿泊も滞在プランの候補に加えてみてはいかがだろうか。