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ウェザーニューズ、2022年の花粉飛散開始時期・飛散量は平年並と予想
2021年12月1日 17:03
- 2021年12月1日 発表
ウェザーニューズは12月1日、2022年の花粉シーズンの「第二回花粉飛散傾向」を発表した。
花粉の飛散開始時期に影響する2021年12月〜2022年2月の気温は、北日本で平年並か高め、東日本で平年並かやや低め、西日本で低めの傾向となる予想で、花粉の飛散開始時期は、過去10年の平均と比べると東日本は同程度、西日本と北日本は同程度か、やや早くなる見込み。2月上旬に九州、四国、中国や東海の一部、関東でスギ花粉の飛散が始まり、2月中旬には中国や近畿、東海の広範囲、東北南部でも飛散が始まる。2月下旬には北陸、3月上旬には東北北部でも飛散が始まる予想となっている。
九州では2月中旬~3月中旬、中国・四国から関東は2月下旬~3月下旬にスギ花粉の飛散ピークを迎える予想。北陸・長野や東北南部の飛散ピークは3月上旬〜4月上旬、東北北部では3月中旬~4月中旬になるとみている。3月後半に入るとスギ花粉の飛散は徐々に収まり、代わって西日本からヒノキ花粉の飛散が増えるという。
ヒノキ花粉の飛散ピークは、西日本・東日本の広範囲で3月下旬〜4月中旬、北陸・長野で4月上旬~下旬、東北南部で4月中旬〜下旬。北陸や東北南部ではヒノキの樹木が少ないため、スギ花粉に比べると飛散量が少なくなる見込み。