東武鉄道、隣席特急券を小児料金で購入できる「特例購入」期間を7月31日まで延長。平日対象も継続

東武鉄道は、伊勢崎線と日光線で隣席特急券の特例購入を7月も継続実施する

　東武鉄道は6月28日、ソーシャルディスタンスを確保して乗車したい利用者向けに実施している、隣席特急券を小児料金で同時購入できる「特例購入」を7月31日まで延長することを発表した。

　東京都などにまん延防止等重点措置が継続して発令されている状況などを勘案して延長を決めたもの。通常は1名の乗車に対し1席分としている特急券だが、小児特急料金で隣席分を同時購入可能とし、2席を利用することでソーシャルディスタンスを確保できる取り組み。

　7月1日～31日実施分についても、6月実施時と同様、伊勢崎線や平日利用分も対象となる。具体的には下記のとおり。取り扱いは駅窓口のみとなり、券売機やチケットレスサービスでは取り扱わない。乗車券は1名分のみ必要で、同時購入する隣席分は不要。払い戻しは所定の手数料（100円）を両方の特急券から収受し、乗車変更時は同時変更となる。

対象列車

平日/下り：浅草駅を16時50分までに発車する特急列車
平日/上り：全列車（※アーバンパークライナーは浅草駅発を除く全列車）
土休日/下り：日光線は浅草駅を11時30分以降に発車する特急列車。伊勢崎戦は全列車
土休日/上り：全列車

日光線の対象特急列車

伊勢崎線の対象特急列車