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JR東日本、2021年度は21駅にホームドア整備。「スマートホームドア」を積極的に導入

2021年4月6日 発表

2021年度は21駅にホームドア整備。「スマートホームドア」を積極的な導入も発表

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は4月6日、2021年度のホームドア整備について発表した。2021年度は、21駅42番線の整備を行なう。2032年度末までに、東京圏在来線の主要路線全駅にホームドアを展開することを予定している。

 また、2020年2月に京浜東北線蕨駅で初めて導入した「スマートホームドア」を積極的に導入することで早期展開を目指す。

2021年度にホームドアを整備する駅

「スマートホームドア」は従来型のホームドアに比べ、扉部をフレームで構成したシンプルな構造で内部機構を簡素化し、軽量化を実現している。工期も、従来型に比べ最大40%短縮可能となっている。

 また、ホームドア整備にあわせてホーム先端(各ホーム2箇所)にくし状部材を設置し、隙間を縮小している。2020年度末現在で山手線、京浜東北線、中央・総武線各駅停車の65駅に設置されており、今後もホームドア設置にあわせて整備していく。

ホームドア整備にあわせてホーム先端に設置されているくし状素材