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神戸市とスペースマーケット、飲食店の席をテレワーク向けに1時間100円で貸し出し。飲食店支援で事業連携

参加店も募集開始

2021年2月4日 発表

神戸市とスペースマーケットが飲食店をワークスペースとして活用する事業で連携

 神戸市とスペースマーケットは2月4日、事業連携協定を締結し、飲食店の席をテレワーク用に貸し出す飲食店支援策「KOBE Work Space Share」を実施することを発表した。

 営業時間外や営業中の飲食店舗の利用していないスペースの収益化や、就労者への利便性の高いワークスペースを貸し出し可能とするもので、期間は2月4日~3月31日の約2か月間を予定。本事業への参加店を募集している。

 スペースマーケットは、スペースの時間貸しプラットフォームを運営し、2020年8月からはワークスペースに特化した「スペースマーケットWORK」を提供。このノウハウを活用し、神戸市内の飲食店の空きスペースの活用機会創出と、就労者のスペース利用促進に取り組む。

「KOBE Work Space Share」事業スキーム

 KOBE Work Space Shareでは、本事業に登録する飲食店の一覧を作成し、紹介ページを無料掲載。スペースの貸出予約が成立した際に発生する手数料(利用料の30%)を神戸市とスペースマーケットが半額助成する。

 就労者(利用者)に向けては、飲食店の座席をワークスペースとして1時間100円で貸し出し。対象店舗で利用できるスペース代金の5%割引クーポンをスペースマーケットが配布する。利用に際してはインターネットで空席確認から予約、決済まで可能なほか、利用後の領収書発行も可能となっている。