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京成電鉄、スカイライナーによる帰国者向け新輸送サービスを12月28日スタート
2020年12月26日 07:04
- 2020年12月25日 発表
京成電鉄は、成田空港への帰国者や入国者を対象に、12月28日からスカイライナーの専用車両を用意する輸送サービス「KEISEI SMART ACCESS」を提供すると発表した。
政府では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、帰国・入国後14日間は公共交通機関を控えるように帰国者・入国者に要請している。しかし、公共交通機関が利用できないと空港からの移動費用が高額となるため、政府からの要請に従わない人も出てくる。
新サービスは、成田空港から京成上野駅までスカイライナーの専用車両への乗車券と京成上野駅駐車場の駐車サービス券(1時間まで)をセットにしたもので、価格は4500円。京成上野駅からは利用者自身で手配した送迎車などで移動することになる。
さらに、京成上野駅から都内(23区)の指定の場所までのハイヤーに乗車できる「KEISEI SMART ACCESS PREMIUM」も2万円で提供する。
スカイライナーの専用車両には8号~64号(上りのみ1日15本)の8号車が使用され、総座席数の半分となる20席のみを販売。7号車を空車とすることで他の乗客との接触機会を無くすほか、途中下車を不可とする。
予約にあたっては、パスポート番号や利用予定日、滞在場所などの入力が必須となり、空港で新型コロナウイルス検査を受け、陰性である必要がある(対象国からの帰国・入国者)。