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最大渋滞長は71.8km。NEXCO各社とJB本四高速が4連休の交通量速報を発表

2020年9月23日 発表

NEXCO各社、JB本四高速は、9月4連休の交通状況を発表した

 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)は9月23日、9月の4連休(9月19日~22日)の交通状況(速報値)を発表した。

 1日あたりの平均交通量は4万1000台となり、前年同期(2019年9月21日~24日)比で117%へと2割弱の増加。最大日交通量も4万4400台、前年同期比115%となった。また、1日平均の10km以上の渋滞回数は43.8回、30km以上の渋滞回数は6.5回と、前年同期からそれぞれ約3.7倍、約10倍に増加している。

 8月のお盆期(8月7日~16日)の1日平均交通量は3万2000台、10km以上の1日平均渋滞回数は14.9回となっている。とくに中京圏では2020年お盆期には10km以上の渋滞が発生しなかったが、この4連休では1日あたり5.3回発生している。

 特に長い渋滞では、9月21日20時15分ごろに中央自動車道(E20)/上り 国立府中IC(インターチェンジ)付近で発生した71.8kmや、21日18時45分ごろに東北自動車道(E4)/上り 浦和IC付近で発生した65.3kmが挙げられる。

 また、お盆とは異なり首都圏以外の地方部においても渋滞が見られたとしており、10km以上の渋滞回数のおよそ半分が首都圏、半分はそのほかの地域で発生している。なかでも、神戸淡路鳴門自動車道(E28)/上り 垂水JCT(ジャンクション)付近や、名神高速道路(E1)/下り 旧山科BS(バス停)付近でも60km前後の渋滞が発生している。

9月4連休の交通量
9月4連休の渋滞発生回数
9月4連休に発生した特に長い渋滞の発生箇所
下りの交通量と渋滞回数
上りの交通量と渋滞回数
主な区間の平均日交通量
2020年の連休における交通量と渋滞回数の推移
10km以上の渋滞の地域別発生割合
三大都市圏における10km以上の渋滞回数