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三井化学、100年以上走った炭鉱電車のマニアックな動画を公開

大牟田工場の三井化学専用線(旧三池炭鉱専用鉄道)

2020年9月4日 発表

三井化学は炭鉱電車のマニアック動画をYouTubeで公開した

 三井化学は9月4日、同社の大牟田工場(福岡県大牟田市)で5月に運行を終えた炭鉱電車の動画第2弾をYouTubeチャンネルで公開した。

 炭鉱電車は、三井三池炭鉱で採掘した石炭を運ぶために1891年(明治24年)に開業、以来100年にわたって運行を続け、1997年の炭鉱閉山後も一部(1.8km)は三井化学専用線として工場の原料運搬などに使われていた。最も古い車両は1915年(大正4年)製だったという。

 その炭鉱電車は5月7日に運行を終了したが、現在は「ありがとう炭鉱電車プロジェクト」として、音や映像を使ったコンテンツの制作などが進んでいる。

 また、映画監督の瀬木直貴氏による短編作品(9月28日公開予定)が制作中だが、「マニアックすぎて短編映像に盛り込めなかったシーン」を12本にまとめて順次公開している。

 なお、6月に実施予定だったラストランイベントは秋開催に向けて調整中という。

炭鉱電車マニアック編 #01 工場内を走る
炭鉱電車マニアック編 #04 タンクコンテナ搬入