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NEXCO西日本、九州道の通行止めを全解除。大分道 玖珠IC~湯布院ICの復旧は時間を要する見込み

2020年7月8日 発表

NEXCO西日本は九州道 南関IC~植木IC間の通行止め解除と、大分道の復旧に時間を要するとの見込みを発表した

 NEXCO西日本(西日本高速道路)は、大雨の影響で通行止めが続いていた九州自動車道(E3)の通行止めを7月8日15時にすべて解除したこととともに、6日14時ごろから通行止めとなっている大分自動車道(E34)玖珠IC(インターチェンジ)~湯布院ICについては復旧に時間を要するとの見込みを発表した。

 九州道は6日の雨の影響で、南関IC~植木IC間の2か所で土砂流出や法面の崩壊が発生。通行止めが続いていたが、8日15時に解除。九州道で行なわれていた通行止めはすべて解除となった。

 一方、大分道は玖珠IC~九重IC間、九重IC~湯布院IC間のそれぞれで盛土法面が崩落。復旧作業が続けられているが、解除までには時間を要する見込みで、NEXCO西日本では「早期に通行が可能となるよう全力を尽くしてまいります」としている。

玖珠IC~九重IC間の被災状況
九重IC~湯布院IC間の被災状況

 なお、同区間は国道210号通行止めに伴う代替路(無料)措置の区間に指定されているが、8日12時に朝倉IC~玖珠IC間の通行止めが解除されており、現在は杷木IC~玖珠IC間を対象に代替路(無料)措置を実施している(関連記事「NEXCO西日本、大分道 杷木IC~湯布院ICで国道210号の代替路無料措置。当該区間の通行止め解除と同時に順次開始」)。

国道210号の代替路(無料)措置は大分道 杷木IC~玖珠IC間で実施。同区間内のICで出入りした場合に無料走行の対象となる