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外務省、ロシアや中東4か国など、新たに14か国を入国拒否対象に追加

2020年4月27日 発表

外務省は新たな水際対策強化措置を発表した

 外務省は4月27日、新型コロナウイルスに関する「水際対策強化に係る新たな措置」を決定した。

 新たに下記14か国を入国拒否対象に追加。4月29日0時以降に日本に到着した人が対象となる。今回の追加により、87の国や地域からの入国を拒否することになる。

 日本国籍者は入国が可能だが、入国時の検疫強化措置の対象となり、14日間の自宅待機などが要請される。また、従来から検疫強化措置の対象となっていた国・地域を含め、この措置を5月末日まで延長する。

新たに追加された14か国

・アンティグア・バーブーダ
・セントクリストファー・ネービス
・ドミニカ共和国
・バルバドス
・ペルー
・ウクライナ
・ベラルーシ
・ロシア
・アラブ首長国連邦
・オマーン
・カタール
・クウェート
・サウジアラビア
・ジブチ

入国拒否対象の国や地域(2020年4月27日時点)

アジア: インドネシア、韓国全土、シンガポール、タイ、台湾、中国全土(香港、マカオを含む)、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア
大洋州: オーストラリア、ニュージーランド
北米: カナダ、米国
中南米: アンティグア・バーブーダ、エクアドル、セントクリストファー・ネービス、ドミニカ国、ドミニカ共和国、チリ、パナマ、バルバドス、ブラジル、ペルー、ボリビア
欧州: アイスランド、アイルランド、アルバニア、アルメニア、アンドラ、イタリア、ウクライナ、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、北マケドニア、キプロス、ギリシャ、クロアチア、コソボ、サンマリノ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベラルーシ,ベルギー、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル、マルタ、モナコ、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア
中東: アラブ首長国連邦、イスラエル、イラン、エジプト、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、トルコ、バーレーン
アフリカ: ジブチ、コートジボワール、コンゴ民主共和国、モーリシャス、モロッコ

 このほか、外務省では査証(ビザ)制限措置や、検疫を適切に実施するために国際線の到着旅客数抑制要請も、それぞれ5月末日まで延長する。

入国拒否対象の国や地域(2020年4月27日時点)