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ワコール、京町家をリノベーションした「京の温所 丸太町」を4月25日開業

肌や髪に優しい人工炭酸泉のお風呂・軟水シャワーを備える

2020年4月25日 開業

ワコールは京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所 丸太町」を開業する

 ワコールは、京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所 丸太町」(京都府京都市中京区車屋通夷川上る少将井御旅町341-2)を4月25日に開業する。

 同施設は、最大4名まで泊まれる1棟貸しの宿。肌や髪に優しい人工炭酸泉のお風呂や軟水シャワー、広めのメイクアップコーナーを備える。

 明治時代に建てられたといわれる京町家を、当時の雰囲気を残しつつリノベーションした。2階のベッドルームと和室をつなぐラウンジスペースには、トラフ建築設計事務所がデザインしたユニークな丸型ソファを設置。襖を開けるとひと続きの部屋のようになる。

ラウンジスペースのソファは石庭になぞらえて配置した

 丸い形のヒノキ風呂は、湯上り後も温かさが続く人工炭酸泉。シャンプーなどのアメニティには、ブランド「THREE」のものを用意する。メイクアップコーナーは4人が並んで使える広さで、透明感ある肌色に見えるミラーや照明にもこだわったという。

ヒノキ風呂は人工炭酸泉となっている
メイクアップコーナーは4人が並んで使える広さ

 和室やメイクアップコーナーには、美術作家の植田志保さんによるアートピースを飾る。

 料金は1泊3万円~。3月27日から予約を受け付けている。

美術作家の植田志保さんによるアートピースを飾った