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NEXCO中日本、新東名 伊勢原JCT~伊勢原大山IC間の現場写真公開。3月7日15時の開通まで1週間

2020年3月7日15時 開通

NEXCO中日本が3月7日15時に開通する新東名 伊勢原JCT~伊勢原大山ICの現場写真を公開

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は、3月7日15時に開通する新東名高速道路(E1A)伊勢原JCT(ジャンクション)~伊勢原大山IC(インターチェンジ)の現場写真を公開した。

 開通するのは神奈川県伊勢原市東富岡~伊勢原市上粕屋間の延長2.4kmで、設計速度は120km/h。伊勢原大山ICの開通により大山を中心とした観光スポットへのアクセス向上が見込まれる。

開通区間の概要。伊勢原JCTは「今回開通区間から東名 名古屋方面」「東名 名古屋方面から今回開通区間」「新東名 厚木南IC方面から東名 東京方面」「東名 東京方面から新東名 厚木南IC方面」へ走行ができないので注意を要する

 今回開通区間には、向畑高架橋(上り683.5m、下り695m)、秋山高架橋(上り572.7m、下り731.1m)といった長大橋が含まれる。

 施工上の特徴としては、マシンガイダンスを利用した施工機械を導入。ドローンによる3次元測量や3D CADによる設計データの3次元化、3次元モデルによる検査を導入することで、施工基準を決める丁張り作業が不要となった。

 また、舗装内に20%程度のすき間を有するアスファルトを用いる高機能舗装を採用し、通常舗装よりも騒音を低減(約2~4dB)したほか、水はけを向上している。

 このほかにも、細かい穴を空けることで逆光時でも視認性を高めた標識や、低位置での照明、濃霧や大雨時に視線誘導を重視した配光制御を行なった路肩強調照明、ラバーポールなどによる逆送対策も施している。

開通区間(下り)
開通区間(上り)
伊勢原大山IC料金所
航空写真(新東名 海老名南JCT~伊勢原JCT)
航空写真(伊勢原JCT)
航空写真(秋山高架橋、向畑高架橋)※写真の角度は左右でやや異なる
航空写真(伊勢原大山IC)
今回開通区間での取り組みなど
今回開通区間の整備効果