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東海環状道の関広見IC~山県IC間、岐阜三輪スマートICが3月20日開通
山県市~関広見IC間の所要時間を約10分短縮
2020年2月7日 18:52
- 2020年3月20日 開通
国土交通省 中部地方整備局 岐阜国道事務所とNEXCO中日本(中日本高速道路)は、一般国道475号の東海環状自動車道(C3)の関広見IC(インターチェンジ)~山県ICと、岐阜三輪スマートICを3月20日に開通する。
東海環状道は、愛知、岐阜、三重3県の各都市を連結している延長約153kmの高規格幹線道路。開通ICは山県IC(岐阜県山県市西深瀬)と、岐阜三輪スマートIC(岐阜県岐阜市北野北)で、関広見IC(岐阜県関市広見)~山県IC間の約9kmを暫定2車線で開通することで、開通延長が109.4km(約7割)となる。なお、この間の休憩施設として岐阜三輪PA(パーキングエリア)が設置される。
山県ICの開通により、山県市から関広見ICまでの所要時間が約10分短縮する。さらに山県市が整備を進めるバスターミナルも連携して高速バスが運行すれば、山県市~名古屋市間の移動は約20分の短縮になり、利便性の向上が期待できる。
山県市では、東海環状道の整備を見据えて工場用地の整備を進めており、開通区間沿線市では東回り開通後に製造業総生産が約1.3倍に増加しているなど、企業立地の促進にも期待ができる。
また、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台にもなる岐阜県は、岐阜三輪スマートICの整備に合わせ岐阜ファミリーパークなどの公園施設の整備を推進している。