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西鉄、北九州エリアで自動運転バスの実証実験

2020年 実施

プレ実証評価で使用される小型自動運転バス

 西日本鉄道と西鉄バス北九州は、北九州エリアで自動運転バスの実証実験を実施する。

 今回の実証実験は、西日本鉄道が経済産業省と国土交通省が行なう「中型自動運転バスによる実証評価」の事業者に選定されたことを受けて実施されるもの。西鉄バス北九州が運行する路線バス「朽網駅~北九州空港線」(約10.5km)と同じルートで、自動運転バスを走行させる。

 2月3日~29日のうち17日間で実施されるプレ実証評価では34人乗りの小型自動運転バス(日野ポンチョ)、7月中旬~11月中旬に実施される実証評価では54人乗りの中型自動運転バス(いすゞエルガミオ)が使用され、6時~21時にかけて1日4往復程度運行する計画。

 プレ実証評価に参加できるのは関係者のみとなるが、実証評価では沿線企業や住民などの一般モニターも乗客として参加する予定。運賃は無料とされている。

プレ実証評価
実証評価
小型自動運転バスの概要